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まぐれでTOEICLR990点取った人の話・前編

🐱こんにちは、Minaと申します。会社員をしながら、仕事で使う(←たまに)英語を勉強しています。コロナ禍で在宅勤務が増え、2021年にTOEIC受験を再開しました。

SNSなどでは900点代で安定している人でも点数が思うように伸びず苦戦している、と投稿している方が少なからず見受けられるように思うので、何かの役に立てればと思い、私の経験をシェアしたいと思います。

📚2024年5月

TOEIC 4月受験の結果発表日、私は何かの間違いか?と自分のスマホに写ったスコアを前に大きく瞬きした。当日の感触は悪くなかったのだが、まさか満点とは思っていなかった。

あまりにもびっくりしてスクショが何だか変。

私のTOEIC満点保持者のイメージは、何度も980や985点の惜しいところまでいく安定した高スコア保持者が、数ヶ月から場合によっては一年以上かけて達成するケース、あるいはもともと英語圏の生活が長くて、満点以上のポテンシャルがある人、というイメージ。

📚私のバックグラウンドと今までの戦績を少し

私はといえば、昔都会生活に疲れてニュージーランド🐏に半年ほど滞在経験はあるものの、語学専門の学科卒でもない。学生の頃は英語はあまり好きでなかった。

しかも近年のTOEICの戦績は、
2021年11月 850
2022年4月 970
2023年5月 855😳
2023年8月 920
2023年10月 920

という、あまりSNSなどでは見かけない?変遷をたどっている。

今回の満点はたまたまいろんな要素が重なった結果で、英語力がスコアに応じてぐっと上がった実感は無く、だからまぐれなんだと思っている。

とはいえ、まぐれが起きた原因の整理のためと、TOEIC対策やモチベーションの維持に苦労している人のお役に立てればと思い、こちらに残しておきます。

📚音読筆写とディクテーション

巷ではシャドーイングがもてはやされている節があるが、これはなかなかハードルが高いと思っている。私が選んだのは音読筆写。教材はレベルに応じて何でも可。私は公式のPart5などを声に出して読みながら書き写していた。学生時代はNHKラジオ講座のテキストも使っていた。それから同じ教材でディクテーションをやると、力がつくと思っている。地味、、だが私みたいな凡人は手間と時間をかけるのを惜しんじゃいけない。と思っている。

📚英検が役に立つ(結構辛いけれど)

個人的に、TOEIC LR だけでは所有スコアに対して世間から期待される英語力と見合った実力が、いざという時に発揮できるのか、疑問に思っていた。TOEIC850点あたりから、英検準一級か一級にチャレンジすると相乗効果が得られると思っている。文法も語彙も英検の準備によって力がつき、英字新聞などを読む事がぐっと楽になる。とはいえ、ここでも私はつまづく事が多く、2023年3月に何とか一級に合格した。スピーチの練習は楽しかったが、CSEスコアはあまり褒められたものではない。なので、複数回合格する人のことは本当に尊敬している。

📚公式模試➕弱点補強

当たり前過ぎて恐縮だが、TOEIC対策において公式問題集は避けて通れない。ただ、実際のTOEICより難易度が若干低いのが難点。ここで苦手分野を把握し、でる1000、文法特急、BBC 6minute Englishなどで文法や語彙を強化する。これくらいは900点くらいの人は皆やっていると思う。私は公式模試を3回ぐらい回すと色々覚えてしまっていた(特にリスニングの背景や、Part7の内容を覚えてしまう)ので、記憶が薄れるのを待つためにも、他の新しい模試を解く必要があった。そこで精選模試を一通り買った。

📚模試のしすぎで迷子は危険

模試を解いているとやった気になる。本番と同様に素点を見て一喜一憂、Part4は根拠を聞き逃す、リーディングも時間も正確に測らず、Part7で大幅オーバー。精選模試をはじめて解いた頃は、分からなすぎて泣きそうに。復習する気力もない、そんな時期が続くこともあった。Partごとに細切れにして、時間を測って解くようにすることで、ハードルを下げて、朝と夜に分けて解いたりしてみた。しかしそれでは、模試の良さである、本番を想定した練習ができない。

📚ボキャビルアレルギー

単語帳が大の苦手で、一級のパス単も二週くらいするのがやっと。単語→意味で覚えられない。単語カードなんてもってのほか。例文が複数なければ能動語彙にはなかなかならない。世の中には、MikanやAnkiなど便利そうなツールがあるが、私がやった(今もやっている)のはvocabulary.com。https://www.vocabulary.com

ネイティブの中学生くらい向け?で中級者以上向き。正直なんでも良かったのだが、楽しく続けている。無料だし。

My list使用例

要はとっつきやすくて続けられそうな、ゲーミフィケーション的なものがあれば何でも良い。問題集等であやふやだったり、知らなかった単語をノートにつけておき、vocabulary.comのMy listに入れておく。最初は例文など難しく感じたが、何度も同じものが出てくる仕組みなので、だんだん慣れてくる。機械的ながら読み上げもできるので、耳から覚えるタイプには助かる。いまだに知らない単語ありすぎで、困ることもあるが、昔よりは(アレルギーが)マシになったかも。

🐱続きは後編にて

どうやら長くなりそうな気がしてきたので、続きは後編にて、当日のことや直前のことなど、細かいことで思ったことを書きたいと思います。
とはいえ、学生の方も社会人の方も、仕事、家事、育児などに励みながら日曜日に試験に行くという、もうそれだけで大変な事です。特に英語に関しては少しずつ数年単位で積み重ねないといけないことが殆どです。急に走りすぎて疲れたり、休みたくなったりするかもしれません。それでも努力はきっと報われると信じて道のりを楽しみたいですね。

ここまで読んでくださった方がもしいらっしゃったら、ありがとうございました。良い1日を。

Mina

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