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英検1級2次対策Tips (その1)

少し前のことになりますが、2023年1月、英検1級に合格しました。 その時にお世話になったナベさんhttps://note.com/nabe_writing0522/

のライティング講座の生徒の皆さんと、オンラインのグループで2次試験対策として、模擬面接の聞き役をする機会に恵まれました。(2024年3〜4月、2024年6月)。

どなたかの参考になればと思い、その時の体験談をシェアします。参加者の方のプライバシーに配慮しているため、漠然とした表現がある点ご了承ください。

参考までに私が合格した時のスコアは4項目それぞれ8点でした。
8割取れるといいな、とうっすら思っていて、ホッとするやら嬉しいやらでした。

私が選んだトピックについては、ナベさんのnoteにて書かせていただいています。https://note.com/nabe_writing0522/n/nb3093d86f99b (1番最後の人です)

ZOOMでの2次対策模擬(時にはお悩み相談)は約30分、一対一でさせていただきました。Interactionが上手くなく、ご迷惑をおかけしたこともありますが、多くの学びを得ました。その節はご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

セッションの後は、皆さん個性的ながらも、やはり共通して陥りやすい傾向があり、それに対するfeedbackをXのDMでお送りしたりしていました。
ただしハードな1次試験をクリアした方=ある程度のレベルに達している人たちに向けてこれを発信するのも、レベル的にどうかと思う節もありますが、ご了承ください。

またこれは合格レベルに達するための小ネタ集のようなもので、高得点を狙う人向けではありません。

1.多用しがちなWordベスト3

ベスト3と言いながらも、ランクはありません。データもありませんが、勝手にあるあるだと思っています。これらは、連発を避けるためにも、言い換えは用意しておいた方がいいですね。緊張している時も使える小技です。

important

つい使ってしまうこちら。ご存知の通りニュアンスは違えど類義語は沢山あリます。発音しやすさ優先に覚えていくのも手です。imparative, crucial, essential, integral, pivotal, significant, keyなど。

例)The internet plays a pivotal role in modern communication.

difficult

ビジネス文書ではあまり推奨されませんが、not easyにするだけでも連発は防げるかと。とはいえ1級なので、challenging, arduous, troublesome,time-consuming
などニュアンスに応じて使い分けたいですね。

例)Developing renewable energy sources is a challenging task that requires innovation and significant investment.

think

これも日本人が連発する、というかネイティブでもよく使うけど。これの代替案としては、ニュアンスは多少変わりますが、assume, guess, believe, consider, suppose, presume, feelなど。

例)I feel that's the case. / I consider it likely.

2. アクセントの位置は死守しよう

発音はネイティブ並みに綺麗でなくても構いません。アクセントの位置が重要です。それを外すと一気に伝わらなくなります(経験あり)。他の言語にも通じるのかもしれませんが、大袈裟なくらい抑揚をつけて話すといいです。また、一定のリズムを保ちたいですが、無理して早く話す必要はありません。

例)Catastrophic - kuh-tuh-STRO-fik
  Opportunity - ah-puhr-TOO-ni-tee
  Entrepreneur - ahn-truh-pruh-NUR

発音については、お馴染みYouglishが役立ちますが、時々過去形であることを強調したくて、 敢えて-ed にアクセントを置いていたり、例外もあるようです。英検の場合はそんな高度なことは目指さない方が無難かな、と思います。   
https://youglish.com

3.英検ってそもそも、時間の短さと、 トピックの壮大さがあっていないんじゃ

これは準備しながら薄々感じていました。世界平和や少子高齢化、環境問題について語るのに準備時間含めて約10分はあまりにも短すぎます。

思っていることの3割くらいしか言えなくて当然

そう思って面接に臨むのも一つだと思います。これはあくまでも英語の運用能力を測る試験です。深遠なトピックに合わせて考えを巡らせてしまったら、頭が混乱して、大事な構文、発音、単語のニュアンスなどが疎かになる事が目に見えています。

ドラマの台本のように一字一句暗誦するのも、時には良いのですが、それをひとしきりやってみたら、今度はざっくりとしたアイディアだけで2分、どれくらい喋れるのかやってみる。削ぎ落として、本当に伝えたいことだけを手短に言う、そういうスタンスでやってみるといいかもしれません。シンプルなものに、一次試験準備で培った、単語力、表現力のスパイスを効かせて仕上げてください。

かくいう私も、英検1級を考えた時に、まず思ったのは
「スピーチ怖い」
でした。
昔なら大枚叩いて駅前留学するところでしたが、今はオンラインがあります。オンライン英会話は強力な味方です。正直どこでもいいです。大事なのは何を使うかでなく、どう使うかよね、と思っています。(続く)

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