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「えらいね」の呪縛

こんにちわ〜。
つなぐひとmin(@connector_min)です。

今日の数秘サイクルは【6】らしい。

と、こちらの記事を読んでいたら
うわー、それ、書きたかったやーつ!!!

というトピックでしたので、書きます。

先日も書きましたが親子関係について…(笑)

私の出生図のキロンは蟹座4hであり、
(→家族絡みに超えるべき課題あり!)

先週ふたりめ出産した自分にとっては避けられぬ話題でございます。

「えらいね」と言われながら育つとどうなるか

わたくし、親からの愛を一身に受けて育ってまいりました。

絵を描けば「上手だね」歌を歌えば「上手だね」。

なにかできたら、「えらいね」と褒めてもらえました。

「親に喜んでもらうこと」が嬉しくて、
いろんなことに挑戦できた子供時代でした。

テストの成績がよいと、喜んでもらえたので、一層頑張りました。

知らないことを知ること、学ぶことが好きになり、高校で留学までさせてもらいながら、そのまま第一志望の大学へ。

初めて親元を離れることに。

そこで待っていたのは、並外れて勉強ができたり、「オレの人生はこれでいく!」と覚悟が決まってるツワモノばかり………

ついていけず、
わかりやすーく、挫折します。

褒めてもらうことが原動力だった

褒めてもらえて、嬉しくてもっと頑張る。

一見なんの問題もなさそうですが、
これが大問題をはらんでおりまして。

大学で思ったように勉学が進まない

褒められない

やる気が出ない

褒めてもらうことが原動力になってしまっていたわたしは、少しでもうまくいかないとやる気が出ず、学校に行かなくなっていきました。

学校に行かなくなった私は"人生のB面"にどっぷり、浸かっていくことになります。
これも今の自分につながる大切な時間でしたが、それはまた別の話…


そして自分を責め始める

そうなると、どんどん自分を責めだします。

「ちゃんとできない自分には価値がない」
「期待された結果を出せていない自分なんていないほうがいい」

…と、自己否定、自己嫌悪、自尊心をうしなってゆき………

自分がやりたい研究内容はたどたどしくしか話せないのに、自分を貶める言葉や卑下する言葉はものすごく雄弁に語れるようになりました。

…と、実際に担当教授に言われたのを思い出しました(笑)

このあたり、
「鬱っていうのはエネルギー切れではなくて、負へのエネルギーが増大している状態」という書籍「いのっちの手紙」(斎藤環,坂口恭平)の内容がとてもしっくりきます。


「えらいね」の呪縛

というわけで、
なにかがうまくできたときに「えらいね」と言われて育つと、

「えらいね」を原動力にしてしまい、
何かができないと自分には価値がないと思い込み、
自分を貶める言葉のみ雄弁に語りまくる、

条件付き自己愛こじらせモンスター

こと私ができあがります。

当時のFacebookに、
「わたしのようなものが幸せになる権利なぞあるのであろうか」
などと気持ち悪いポエムのようなものを投稿していました。

普通に友達から「味わい深い文章だが、幸せになる権利がないやつなんておらんぞ!」とツッコミが入ってました。

ありがたい友達をもったものです。
しかし当時の私には「味わい深い文章だが」の部分しか入ってきませんでした。残念ですね。


で、これからどうするのか

このこじらせモンスター(=私)が、自分をある程度客観的に振り返ってこのような文章を書くに至るまでには、10年くらい、いろいろありましたが、

現在は、ふたりの幼い子供がいる母として、
こじらせモンスターJr.の再生産は全力で止めたいところです。

「上手だねー」
「えらいねー」

という言葉は便利すぎて、ついつい多用してしまいます。

口から出ちゃったものは戻せないので、
そんなに気に病まず、

「〇〇ちゃんがいてくれて、私は幸せだよ」

と、ただ存在を認めること。

「〇〇ができたね」

と、できた事実を認めること。

なにもなくても
「大好きだよ」
と伝えること。

を心掛けております。


以上、「えらいね」と言われて育った自分が、自分の子どもに対して同じことを繰り返さないぞ、という決意表明も兼ねて。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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