見出し画像

おじさんとアプリで運命的な出会いを果たす

さておじさんを亡くし今はちゃーぽんと女2人で生活をしているあたし。

ちゃーぽんのお話を終えたところで
ポチポチとおじさんとの思い出を綴ろうかと思います。


おじさんとの出会いは「ジモティ」という地域密着型のアプリ。

アプリで出会うとかなんとも現代的ではなかろうか。


その頃あたしはちゃーぽんと当時のパートナーと共に住んでいて
もう1匹猫を迎え受け入れたいと思っていた。
猫アレルギーのパートナーに了承を得てどこかにいないかなぁ。
と思いを馳せた

まずはちゃーぽんに合う猫を探す

それが第一条件


ちゃーぽんの半生からすると

若い猫がダメ×

女子もダメ×

彼氏がいたということは男◎

同世代の成人男性が良し◎


という独自の条件を決め
その条件に合った成人男性猫(なるべくイケメン・男らしい)

を探していた


とはいっても昔ほど家の前に「猫いりませんか」みたいな張り紙が貼ってあることもなく
野良猫がボチボチいる我が家周辺のエリアでも
子猫はいるかもしれないがホームレスの成人男性(人間年齢大体60歳)を
急に我が家に迎え入れることは猫といえどもリスクが高い


少しづつ夢だけが膨らむ

そんなフワフワした気持ちを抱きながら

インスタで「保護猫募集」タグを検索する日々・・・


でもそんなにビビッとくることがなかった


そんな頃
ヨガの集客に使用していたジモティに「里親」のページがあることを知る

ほんまかい。と半信半疑ながらページを開くと定期的に募集の投稿があり
その中には「問い合わせが多数ある投稿です」という注意書きまである。

さすが地元で助け合いサイトだ。

見ている人は見ている。


ということでしばらくの間インスタグラムとジモティを行き来する日々


毎日アップはされないジモティの過去の投稿もチェック仕切った頃に新着ポストを発見


それがおじさんだった。


その当時の投稿の写真があった

この写真になぜビビッときたのか。
本当に分からない笑

よく見ると外にいるし

目つきも悪い


あの頃の自分に戻れるなら、どこに運命を感じたのかを思い出したいくらいだが。


しかし運命は必然


ビビッときたということは既に前世で会っていたのかも知れない


目つきの悪いおじさんの写真とともに
添えられた文章は大体こんな感じだった

「クロを助けてください。

一人暮らしの母が飼っていた猫ですが、先日母が亡くなりクロの行き先がなくなり応募しました。当人のマンションはペット不可のため引き取ってやることができず無念の思いです。クロを可愛がってくれる猫好きな方のご応募お待ちしております。

性格は人懐こく、誰にでもなつき、じゃれます。オスで7歳(人間年齢44歳)

健康状態は良好・ワクチン済み・去勢手術済み」

性別◉
年齢◉
健康◉
更に去勢やワクチンも済み◉

条件にピタリと当てはまる。

更におじさんの置かれている環境があたしの未だ本領が発揮できてない母性本能ってやつを動かす

性格にも好印象を持った。
人懐こく、誰にでも懐く猫なら、ちゃーぽんのヒネくれた(失礼)性格でもうまくいくのではないか。
ちゃーぽんの閉ざされた扉を開いてくれるのではないか。
そう思ったのである。

この子がいいな。

マッチングアプリなら迷わずLikeを押すところ。

しかしこれは一生を担うのだ

あたしにも
おじさんにも
ちゃーぽんにも
元パートナーにも

もう少し冷静に考えよう。

と少し時間をおくことにした。

するとあっという間におじさんの写真の右下にはお気に入りの証明である★マークが10数件付いていた。
さらに恐れていた「問い合わせが多数ある投稿です」という注意書きまで付いた。


おじさんを奪う戦いがあたしを置いて始まっていた


それでもちゃーぽんのことが気になっていたので、返信は来ないと期待浅はかに問い合わせをしてみることに。


つづく。。。ここで?!