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「4月の東京は…」の話〜推しがBLドラマに出ています〜

 皆さんの推しはBLドラマに出ていますか。出ていたり出ていなかったりすると思いますが私の推しは今出て!います!やったね♪まあ推しというか推しグループのメンバーが出ている、が正しいのですが嬉しいには違いないよ。うれぴい。
 かれこれ15年以上若手俳優の追っかけをしてきたけど、どちらかと言えば強面の男ばかり追っかけてきたせいか、かつて推しがBL作品に関わることはなく(一応「パタリロ」には出ているのだがあれはギャグだし、なんなら映画公開前に逮捕されてクソ迷惑かけたので無かったことにしている)俳優おたくをほぼ降りアイドルに移行した今になって「推しにBL作品に出て欲しい」という欲にまみれた悲願が達成され、とても浮かれている。当て馬ポジでもいい!良き理解者ポジでもいい!出ていることに意味があるから。
↓推しはサムネの彼です。つよしくん。

 このつよしくんが出ているのが「4月の東京は…」というBLドラマで、原作は個人的にはあまり好みではなかったかな。すみませんね。ありきたりな設定と展開と役割のハリボテのようなモブキャラ…難点をあげたらきりがない。ドラマ原作としてじゃなくたまたま手にして読んでいたらハズレだな〜で終わらせてしまいそうな作品。しかしドラマを観る以上は一応頭に入れて置こうというので続編の「東京−四季-」まで読んだ。こっちも微妙だった。どうにも私の好みに合わないらしい。

 ドラマは1.2話終わって原作上巻の半分ほど進んでる。全8話なので丁度良い感じ。内容も台詞も整理されてかなり見やすくなっていて良かった。特に中学生時代のシーンが良い。演技はかなりぎこちないけど、実のところ大人パートより中学生パートの方が重いのでここがしっかりしてないと大人パートの10年越しの初恋って話に説得力が出ない。
 しかしこれ、現役中学生にやってもらうのはかなりハードなので事務所の方針はさて置き、売り出し方として「これだけ頑張ってくれるなら応援しなくちゃ!」とか「無理してない?大丈夫?気にかけて行かなくちゃ…」という前のめりな庇護欲を引き出すのが本当に上手いと思う。ここら辺はオーディション番組とか観てて湧く気持ちと同じよね。さらにこちらはドラマなのでキャラへの関心も絡んでくる。個人的にもうこれ以上年若い推しを必要としていないので情に付け込まれないように気をつけていきたいな〜。
 
 気をつけていきたいと言えば、常々怒られを承知で公言している「BLドラマからついたファン気持ち悪いよ問題」があり、これは結局ドラマ放送中の制作側からの手厚いお客様扱いやキャストのサービス精神に依存した結果だろうと考えていて、前述した前のめりな庇護欲が歓迎されたものでなくなるタイミングを察知出来ないから、身も蓋もない言い方をすれば空気が読めないから、ドラマが終わっても振る舞いを改められないのだと思う。
 ただ、こういうのは今に始まったことではない。2000年代とてタクミくんシリーズの大まお厨は本当に嫌われていた。嫌われていたが、同時に金を落としてもいた。これも今と変わらない印象がある。とにかくBLドラマ(映画)ファンのあのガッツは何処から来るんだろうな…。
 私もBL作品からじゃないにしても他のドラマ作品からついたファンで未だにその作品を引っ張り続け、本人とキャラを重ね続けているので「もういい加減にしろ」と思われないように気をつけていきたい。
 気をつけてはいきたいけど、つよしくんとアロハくんを知るきっかけになったEBiDANドラマの話していい?
 します。「FAKE MOTION」という2020年のドラマです。卓球で人が死にます。どういうことだよ。観るしかないだろ。

 「FAKE MOTION」は「4月の東京は…」も配信中のHulu、U-NEXTでご覧頂けます。まーじでみんなに観てほしい。BLドラマを観つつ、卓球ドラマも観つつで一緒に夏を迎えよう!

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