メンタルの整え方
こんばんは。
今日は所用で久しぶりに都会に出ました。緊急事態宣言が解除になったエリア間の移動でしたがそれなりに緊張感がありましたね。ただ、その都会は思った程には人だらけでもなかったです。
とはいえ店員さんはフェイスシールドをしている人が多かったですし、お化粧品のテスターにはビニールシートがかけられていたりと全体的に物々しかったですね。久々に乗った地下鉄には、各設備に抗菌タイプのものを使用している旨が表記されていたり、換気の為に窓が開けられていたりと配慮されていました。
まだまだしばらくは外出一つにも緊張感のある日々が続きますし、落ち着いたとしても以前と同じような日常がそのまま戻ってくるわけではないように思います。それでもずっと家でじっとしている訳にもいきませんし、経済活動は必要です。ここからはバランスを取りながら、その時々の状況に適応していくしかありません。
どんな世の中になっていくのか想像もつきませんが、自粛期間に自分なりに考えた色々な事が少しでも役に立てば良いのですが。停滞と思わざるを得ない時期も正直ありましたが、無駄な時間だったとは思いたくないです。決して沢山ではないにしろ得たものもあったはずで、それを今後に生かせたらと思います。
少なくとも色々と制約のある中で工夫をした経験は無駄ではないと思います。傍からみれば小さな事ではあります。例えば外出自粛で人と会えなくてもリモート飲み会やリモートお茶会で交流したり、外食できなくてもテイクアウトやデリバリーを利用した事。マスク生活に飽きないようマスクカバーをしてアレンジしたり、マスク前提のファッションやメイクを考えたりした事。自宅でできる新しい事(家庭菜園など)を始めたり、読みたかった本をこの機会に読んだり、色々な動画を視聴したり。この期間だからこそできた事は沢山あります。
個人的に一番大きかったなと思うのはメンタルの整え方を覚えた事です。コロナ禍の初期段階は正直不安感も強く、正直メンタルは落ちていました。コロナ鬱という言葉を聞いた時も他人事とは思えませんでした。ですが、ニュースやTVの視聴を減らしたり、制約のある中でも日々の小さな楽しみや幸せを模索する内に徐々にメンタルが整ってきたように思います。自分の機嫌の取り方を覚えたとでも言えば良いでしょうか。
この経験はかなり大きいと感じています。今後も壁にぶち当たる事はあるでしょうし、自分だけで解決できないような事象に見舞われる事もあるでしょう。その時に今回の経験が生きるのではないかと期待しています。今でも落ち込んだりする事はありますが引きずらない術が少しだけ身に付きました。それなりの年齢ですがまだ成長の余地は大いにあるみたいです。