【後編】 最低な夏休みを過ごしたボクが、東京大学に合格した5つの方法
この記事は、前回の記事の続きとなっています。まだ、前回の記事を読んでいない人は、ぜひ読んでみてください!
3. 努力の効率化
夏休みをダラダラ過ごしてしまったボクには、もう時間がありませんでした。つまり、正攻法で大学に挑んでも勝てるはずがない。そこで、ボクは冷静になり、世間で「常識」とされていることを見直すことにしました。
例えば、英単語。本当にその英単語をすべて覚える必要がありますか?
本当に毎日リスニングをする必要がありますか? 本当に古文や漢文を徹底的に学習する必要があるのでしょうか?
世の中で「やるべき」と言われていることが、あなたの大学合格に本当に必要かどうか、冷静に考えてみてください。
もちろん、やらないよりはやったほうが良いに決まってます。しかし、ボクには時間がなかったので、適切に優先順位をつけて学習する必要がありました。文章にしてみれば当たり前の話ですが、意外とこれに気づいていない受験生も多いのです。
難しく考える必要はありません。出そうにない範囲や配点が低い単元は捨て、より出題されそうな範囲や単元に絞って学習するのです。
受験なんて、本番の点数を最大化すればいいだけの話ですから。
4. ToDoリストに落とし込む方法
「あれもやらないと、これもやらないと」と考え、膨大な量のToDoリストを作成したものの、高すぎる壁を前にしてやる気をなくし、結局何もやらず、立派なリストだけが溜まっていく……。
これがボクの受験生時代の夏休みでした。君も同じような状況になっていませんか?
ボクはこの現象を回避するために、ToDoリストの作り方を変えました。それは、「絶対やること」と「できたらやること」に分けて考える、という方法です。
ボクの場合、「絶対やること」は3時間程度で終わる内容に設定していました。こうすることで、何もやらずに罪悪感だけが募る日を作らないようにしたのです。また、これは精神論ですが、確実にやるべきことを積み上げているという安心感は、受験生の荒んだ心にとても効きます。
5. 夏休みは重要ではないと言う事実
これは少し禁断の考え方かもしれませんが、「夏休みに500時間勉強した人が受かる」「夏休みが受験の天王山だ」という考え方、本当に正しいのでしょうか?
当たり前ですが、受験直前の勉強時間のほうが重要に決まっていますよね。
つまり、夏休みの勉強時間が直接的に受験の合否を決めるわけではないのです。むしろ、夏休みに毎日10時間も勉強できるほど規律を持った人間は、そもそも受験に受かりやすい、というだけの話です。
この考え方は、ある種の劇薬です。
なぜなら、同じ理屈で「まだ半年もあるから勉強しなくてもいいや」という甘い考えに陥る可能性があるからです。
しかし、当然その考えは間違いです。受験は長期戦です。毎日淡々と積み上げてきた人が勝つのです。
ボクが伝えたいのは、今日から毎日、効率的に努力を積み上げていけば、残りの半年で逆転合格を掴み取ることが十分可能だということです。
終わりに
これらの5つの考え方は、どれか一つだけを実践するよりも、すべての考え方・ノウハウを組み合わせて実践することで、その効果を最大限に発揮できるものです。ぜひ、全部試してみてください。
さて、実は、この記事は有料にするか悩んだのですが、大学受験を控えた高校生には、記事を買う余裕がないかもしれないと思い、無料で公開することにしました。
また、この記事の内容は受験生だけでなく、社会人の仕事術にも応用できる部分があると思います。
もしこの記事を読んで、「参考になった」「面白かった」と感じていただけたなら、この先公開する有料記事を積極的に購入してもらえると嬉しいです。
ボクは貧乏大学生なので、本当に助かります笑
これからも皆さんに役立つ記事をどんどん書いていこうと思っています。
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