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沖縄タバコ うるまを吸ってみた

この記事は喫煙に関するものです。20歳未満の方は非推奨です。

初めての人ははじめまして、「こいつどっかで見たことあるぞ」という方はお久しぶりです。みなとです。

今回は沖縄で根強い人気を誇り旧三級品たばこで唯一紙巻として生き残っているうるまをレビューしてみます。

沖縄限定ではありますが一部のタバコ屋では沖縄以外でも買えます。
名古屋市内のタバコ屋で530円で購入(記事執筆時)、これがJTの中では安いメビウスEシリーズより30円高く、ハイライトより10円高くてキャビンより10円安いという「旧三級品ってなんや?」と感じるくらい高いです。まぁわかばやエコーも500円ですからね…時代の流れと諦める他無いですね。ただそれでも廃止せずに残してくれるのは嬉しいことですね。

1.吸う前の香りやパッケージについて

パッケージ片面はローマ字でUruma
反対側は平仮名でうるま
箱の大きさはキングサイズよりやや小さめ、100円ライターと同じくらいのサイズ

と、封を切る前の外観だけでも「やっぱり旧三級品だな」と感じます。シガレットの大きさはおそらくわかばと同じくらいの大きさかなと思います。

なにげに1960年生まれはハイライトと同期だったりします。
一世を風靡して当時国内で爆売れしまくったハイライトとちょっと比べたくなりますね。意識してるわけではないですがどちらもタール17ミリで値段も10円しか差がなくソフトパッケージのみという非常に似ていたりします。

この頃は沖縄日本返還前でアメリカの統治下であり専売制が取られていなかったので複数の民間タバコ会社が存在しましたが本土復帰後は全て当時の専売公社に吸収されても残っていたという歴史があったりします。

シガレットの大きさはセブンスター(キングサイズ)より数ミリ短め。

封紙は旧三級品だとハイライトやエコーみたいなちょっと分厚めの板チョコのアルミ紙みたいなやつではなくセブンスターやメビウスなどに使われているシボ加工がある薄手のものでした。個人的にはハイライトみたいな方が開けやすくて好きなんですけどね…w

シガレットは金のラインとタツノオトシゴが描かれていて銘柄は特に書かれていない構成。1960年発売だからコルク調かなと思ってたけど白なのは意外。

火をつける前のシガレットの香りとしては意外と上品でメビウスに近いですね。果たして味は…

2.実際に吸ってみた

長々と書きましたがいよいよ吸ってみます。
シガレットをくわえてZIPPOで火をつけて…いざ着火。
予想通り煙量は多め。1口目は吐き出して2口目から肺に落としていきます。
味はかなり独特ですね。しかしながらすごく美味い。沖縄で愛されている理由が分かりますね。
以下が個人的に感じた味の特徴です

  • 序盤はねっとりとした煙とビターチョコのような仄かな甘み。ラークのクラシックマイルドを想像させます。

  • 後半からはキャビンのようなコーヒーの味を伴った苦味が加わります。それでねっとりとした感じは薄まりながらもビターチョコ感はしっかり残ってます。

  • 燃焼時間は4分足らず。わかばと同じくらいですね。

やっぱり旧三級品という特性とアメリカ統治時代に産まれたというガラパゴスな環境からも想像出来た通り『洋モクっぽさが強いもののちょっと違う』独特な味でした。ただ旧三級品だからか雑に吸うとただ苦いだけで一気に不味くなります。わかばみたいなどことなく懐かしい気持ちにさせる甘ったるさやエコーのような強烈なコクとも違う、沖縄のタバコだなという味で異国情緒満載で美味しいです。

3.総括

沖縄限定のタバコ、うるまのレビューでした。ラークのような独特な味に後半からはコーヒーっぽさも加わるなかなか癖の強いながらも美味しいタバコでした。沖縄以外でも一部のタバコ屋では取り扱いがありますので強めのレギュラーがお好みの方は是非とも1回吸ってみて欲しいです。絶対に後悔しないと思います。

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