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2022年秋 中学高校の勉強をやり直すのにおすすめの本 前編

久しぶりの記事ですが、今回は秋の夜長に勉強したい人におすすめの本を紹介したいと思います。
参考書も含むため、やり直し勉強をしたい人にも、現役で勉強している人にもおすすめです。思ったよりも紹介したい本が増える可能性があるので、前編・中編・後編の予定です。

①『こんなに深い 日本の古典』
古典は高校の科目の中でも、苦手意識の強い人が多い科目です。ただその多くが暗記がつまらない、文法なんて覚えて何になるのといった、古典そのものというよりも古典の形式的な指導にうんざりしてしまったという印象です。
今回紹介する本を筆頭に中身をしっかり読んでみると面白いのが古典です。その古典の面白さを感じさせてくれる本の一つであり、勉強への意欲を高めるきっかけになると思います。
とにかく読みやすい文体で、手に取りやすいという点も良いところです。

②『語源中心英単語辞典』
単語を覚えるのはうんざりだった、あるいは、リストで覚えても記憶から抜けるだけでしょという、単語暗記が嫌な人におすすめの本です。この本は接頭辞や接尾辞などにより、前置詞や基本動詞を含めた2000語の単語(ほとんどが中学までに習う単語)からほとんどの言葉は推測することができるという攻めた本。ただ一方で、英単語を丸暗記しても覚えられる量には限界があるので、その点でしっかりとした基盤としての英語力を身につけるのにおすすめ。

③『中学から使える詳説日本史ハンドブック』
日本史といえば、山川でしょという層にもおすすめだし、意外と最新の知識はしらないという層にも、さらにも日本史は学生時代だめでしたという層にもおすすめ。わかりやすく、コンパクトにまとまっていて読みやすい。さらには東大の過去問で学習もでき、何となく自分が日本史をマスターできた感じもして楽しく、日本史の基本を学び直せる良書。

④『中高一貫ハイステージ数学』
数学に真面目に向き合いたい人向けの参考書。チャート式が好きだった人にはおすすめしません。本気で数学をやりたい人、大学に入った後も通用する数学を学びたい人向けの本気の数学の良書。市販されている中高生向けの参考書の中で、数学に誠実な本はほとんどなく、この本は本当に珍しく誠実な本。数学に向き合いたい人にとって最高の本の一つ。

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