本気で誰かを愛した気持ちは永遠に輝き続ける
今日は私の好きなLOVEソングについて語ってみたくなりました。
数ある素敵なLOVEソングが思い浮かぶ中で、次の3曲が気になって
この曲について私が思うことをつらつらまとめてみた。
最終的に本気で誰かを好きになったり、愛した人は幸せなんだろうなという結論に至った。
そして、本気で誰かを愛した気持ちは永遠に輝き続ける。
人を愛する時、二つの喜びがあるのだと思う。
愛される喜びと、愛する喜び。
どちらが幸せなのかと考えてみたら、きっと愛する喜びなんじゃないかな。
小田和正 ラブ・ストーリーは突然に
初めてこの曲を聴いたのは小学生の頃、小田和正さんの透き通る声と歌詞が子供ながらにとても惹かれて、クリスマスプレゼントで買ってもらったウォークマンで良く聴いていた。
私はこの歌詞を聴いたとき、出逢いは偶然、だけどその背後にある偶然を超えたご縁のようなものがあるような気がしてならなかった。
「あの時、あの場所で、あの人に会えなかったら、」
この歌詞のように、そんな風に思えたことがこれまで沢山あった。
「そのすべてが僕のなかで 時を超えてゆく」
この言葉の意味は子供の頃はあまりよく分からなかったけど、
今、大人になって思うのは、愛する人を想う気持ちは、
人生の中でたとえほんの一瞬のように短い時間だったとしても、
その時、その人が感じた気持ちや想いというのは、
その人が死ぬ最後の瞬間まで、いつまでも色鮮やかに残り続けていく、
つまり、その人の中で「一瞬が永遠」となるということなんじゃないかって、そんなことを思う。
誰かを一生懸命、本気で愛したという事実を自分自身の中に持てたのなら、
それはその人の心の中で永遠の記憶となっていく。
だから、誰かを本気で愛せた気持ちが時を超えてゆく。
その人の心の中で色鮮やかな記憶としてずっと生き続けていくのだと思う。
加藤登紀子 百万本のバラ
最初、この曲を聴いた時、あまりにも切なすぎる歌詞で、私は思わず泣けてきてしまった。
女優に恋をした貧しい絵描きは、自分の全財産を投げ打って、百万本のバラを買って女優に贈った。でも、女優はどこかのお金持ちがふざけただけだとしか思わなくて、絵描きの存在にすら全く気づかなかったという歌詞。
全然ハッピーエンドじゃない。
お互いに顔を合わせるどころか、すれ違うことすらない。
絵描きの想いも女優に伝わらなかった結末に、私は凄くもどかしくて、
この絵描きがとても不憫に感じられたのだ。
「こんなのって、報われない!😭」
そう感じて、この物語の悲劇的な結末に泣けてきたのだ。
でも、この曲を何度か聴き、笑顔で歌う登紀子さんとこの言葉から徐々にこの歌の真意に気がつくことができた。
ああ、そっか、この曲は一見するととても悲劇的な側面に思えるような物語なのかもしれないけど、絵描きの心は女優のことを本気で愛せたという気持ちで満たされていたんだなということが理解できた。
絵描きのことを可哀想な人に仕立て上げていたのは私の主観で、
絵描きは自分のことをそんな風には思ってなかったのかもしれない。
むしろ、女優への愛を自分の人生を賭けて思いっきり表現できたことに満足できていたのかもしれない。
そこまで一生懸命愛する人を想って行動した絵描きのことを愛おしくも思えてきた。
そして、私も誰かをそんな風に愛せる人になりたいと思えた。
斉藤和義 歌うたいのバラッド
最後に、人を愛する喜びを体現したような曲だなと思うのが
斉藤和義さんの歌うたいのバラッド。
飾らずに素直な気持ちをストレートに綴った詩は、
きっとこの先、時代が変わったとしても、
人が誰かを愛する気持ちを持ち続ける限りは、
沢山の人の心に響く素敵な言葉とメロディーとして残り続ける気がする。
本当のことは 歌の中にある
僕らを乗せて メロディは続く
こんなに素敵な言葉がある 短いけど聞いておくれよ「愛してる」
とっても素敵な曲だから、沢山のアーティストさんの心も掴み、カバーされて愛されている。
斉藤和義さんご本人の歌も好きだけど、中でも私はBank Bandの桜井和寿さんが唄う「歌うたいのバラッド」が好き🩷
そう、この歌詞の通り、本当のことは歌の中にあるような気がする。
いつも音楽や歌が私に大事なことを沢山教えて、気がつかせてくれた。
人を愛するという気持ちと、生きていく強さや勇気など。
と、つらつらと書いていったら、最終的にこんな感じにまとまった。
だから、今日のタイトルは
本気で誰かを愛した気持ちは永遠に輝き続ける
愛されたいと思う気持ち以上に、誰かを一生懸命本気で愛せたと思う気持ちはとても尊く、それはその人にとって永遠の輝きとなるのかもしれない。