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遠出がきっかけで、やりたいことが次々と湧いてきた


昨年、師走に入る頃、遠方で働いている娘から連絡がありました。

「東京に転勤になった。」

念願叶い、1月から希望の部署で働けることになったのです。

その頃のわたしは、ほぼうつ状態でした。

やりたいことなんて何一つ思い浮かばない。
どうやって前向きに生きていけばいいのか、まったく分からなくなっていました。

でも、娘の話を聞いたとき、静かに、でも諦めたくないという強い気持ちがわいてきたのです。

「引越しの手伝いを兼ねて、東京に行きたい。」

それが、大きな転機の始まりでした。


夫からは、
「1週間でも1ヶ月でも、ゆっくりしておいで。」
と言われました。

わたしの様子を見て、リフレッシュした方がいいと思ったのでしょう。

親のことは、困らないようにある程度準備をし(紙に必要なことを書いて貼っておきました)、その他は近くに住む弟に託しました。

こうして、今年の初めに、九州から東京へ。
引越しの手伝いを兼ねた旅が始まりました。


1. 東京散策

引越しの搬入が終わり、娘が新しい職場に行き始めてからも、さらに1週間滞在。

空いた時間を使って、気になる場所にどんどん出かけていきました。

【訪れた場所】
・旧東京音楽学校奏楽堂
・上野恩賜公園
・小網神社
・貨幣博物館
・名曲喫茶「ライオン」
・市谷の杜 本と活字館
・神保町の古書店街
・UR まちとくらしのミュージアム
・浅草寺
・今戸神社
・台東区立書道博物館
・谷根千(谷中・根津・千駄木)エリア散策
・根津神社

過去に遊びや仕事で東京に来たことはありましたが、
こんなに自由に、一人で気ままに見て回ったのは初めて。

自分の体と心に、力がみなぎってくるのを感じました。

2. 好きなことを思い出した!

Googleマップを頼りに、電車や徒歩でいろんな場所を訪れるうちに、ふと懐かしい気持ちになりました。

「そういえば、わたしはこうやって、自由に動き回るのが好きだった!」

以前、まだ仕事をしていた頃、推し活にどっぷりハマっていた時期がありました。

あちこちのLIVE会場に遠征し、一人で知らない土地を巡ることが何より楽しかったのです。

でもここ数年、
仕事を辞めたことで趣味にセーブをかけ、
親の生活サポートに追われるうちに、すっかり忘れていました。

いや、もしかすると、楽しかった記憶に自分で蓋をしていたのかもしれません。

でも今回、その喜びを思い出したことで、気づいたのです。

「自分が元気になれる方法が、ちゃんとあるんだ。」


3. やりたいことが湧き出てきた!

不思議なことに、約1週間、
この「好きなこと(=行きたい場所へ行くこと)」を続けていると、
次から次へと「やりたいこと」が浮かんできました。

• 自宅に戻っても、近くのいろんな文化施設に行ってみたい。
• さまざまなセミナーや講演会に参加して、たくさん学びたい。
• 放置したままのFPの勉強を、もう一度やり直したい。
• 好きな音楽を勉強して、以前からの夢だった作編曲に挑戦したい。
• 約20年前に諦めたアフィリエイトに、再チャレンジしたい。

などなど・・・。

そんな思いが、帰宅してからも止まりませんでした。

自分でも驚くほど、東京に行ったことがわたしを変えてくれたのです。
「好きなこと」を思い出させてくれた。

そして、その「やりたいこと」の一つに、
このnoteで綴ること も含まれていました。


市谷の杜 本と活字館


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