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ホントに「おやすみ前に」。~「ネットが日本人を賢くした」・・・んなわけないでしょうに! という話~

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もう寝ようかと思ったのですが・・・(笑)

こんばんは。ササキミナコです。

「そういや、このマガジンが・・・」

っていうの、寝る支度をしながら思いだしたのと、このままだとネットによくいる

「口先だけ女」

になりかねないので、疲れるのを覚悟、勇気を振り絞り・・・ってなノリで。

いずれ、きちんと記事化したいのですが

さてと、今夜の「おやすみ前」の一言。

アタシの

「口先だけ女」の危惧

もそうなのですけど・・・。

どんなに時代背景が変わろうと、どんなに技術やテクノロジーが進展しようと、人間、基本的なところは全く変わらない。

ということでしょうか?

Twitter界のカリスマ、160万ものフォロワーを抱える

津田大介さん

の数々の言及をリプを見ればすぐ分かるのですが・・・

「日本人がネットの進展で過去より皆賢くなった結果」

とか、とんでもない事をしれっとリプで言及している無数の人々がいたりするじゃないですか。

よく分からないのですけど、

ネットの進展で皆賢くなった

国が、何故OECD加盟32ヶ国のうちで唯一、平均所得の中央値が20年前に比べ下落し、世界第2位の経済大国の座をネット民が目の敵にしている中国に譲り渡し、日本人の英語力はOECD加盟国の中で屈指の低さであり、仕舞いに高校3年生はAIですら読めるごくごくカンタンな日本語(係り受けを用いた文の文意把握)を3割弱が全問誤答するのでしょうか?

アタシ、決して、

日本人は劣化した

とは思わないのですが、

結局、ネットはあろうがあるまいが、日本人なんの進歩もない

と言うことを、これらのデータ数件だけでも如実に示しているわけです。

道具は人類を賢くしない

歴史を見渡してみましょう。

この定義、異議を唱える方もいらっしゃいましょうが、あえて

ネット=道具

と見なします。

日本のみならず、世界を見渡しても、

「道具が人類を賢くした(利口にした)」

例は、一つも存在しません。

無論

人類

という括りにさせて頂いています。津田さんにリプしている方は

日本人

という例を出しているわけですから。

道具の出現、テクノロジーの進展が、とある特定の人物や、特定の集団の人生やら仕事の仕方やら(生産性向上)を劇的に変化させた例なら、幾らでも例示できます(ex. 言語や文字の誕生、イギリスの産業革命)。

しかし、人類等しく利口かく賢くなった例は、なきに等しい。

言語や文字が発展しようが(手段のあるなし、教育機会の有無等、理由はどうあれ)努力して習得しようとしなければ、その方にとって存在自体、なんの意味もなさない。

道具が出現、進歩しようとも、その人が使いこなせなければその人は捨て置かれるだけ。

こんなごくごく当たり前のことに、気づかない人がきわめて増えています。

日本のネット社会を見渡してみても・・・

第一、20年間でみな賢くなった結果が、フェイクニュースの跋扈だったり、ニュースへの的を大いに外れた言及の山だったり、成功者への嫉妬心炸裂の怒りのリプだったり・・・

賢いなぁ皆!

と唸ってしまう、excellentでintelligenceな言及・・・を日々しているネットユーザーなんて、日本に1万ユーザーもいませんよ。

日本のネット社会が、実際、その対極・真逆の状態なのが、どうして分からないのでしょうか・・・と?

日本のネット社会って

結局、日本社会に古くから存在したリテラシーのあるなしやら、勉強やインプットの多寡による知識量の差やら、そして日本人特有の

「出る杭は打つ」

的嫉妬心やら・・・テクノロジーの進展により、もうすさまじい数え切れないレベルで

可視化

されただけであり、実際、何にも変化がない証左でもあります。ネットに触れてようがいまいが、スマホを持っていようがいまいが、何の関係もない。

スマホもないし、ネットもない、ガラケーすら持ってない・・・というお年寄り、日本にまだ数多く存在していますが、毎朝毎夕新聞を書かさずくまなく目を通し、趣味は読書、書店や図書館通いを欠かさず、1日2冊は読む・・・

こんなお年寄りの方が、よほど賢く、常識人である可能性が高いです。

この辺

有料記事できちんとエビデンスやデータをお示しする形で

きちんと

やりたいので、今回はこの辺で。

しかし、

ネットのお陰で日本人が賢くなった

論を声高に主張してやまない人。

実名・顔出しで、ドヤ顔を決め込んでいるITベンチャーの社長さん(NewsPicksでオフィシャルピッカーでもないのに、エラそうにニュースに毎日事申してるような方<あの。その会社仕事本当におありで、事業好調なのですかね? 他人事ながら、心配になりますけど・・・>)あたり。

アタシは、距離を置きたいなあと。

無論、

その方に頼まないとこの案件微塵も進まない
「この人誰もが太鼓判を押す有能な方なんで、是非とも一度サシで会い、話を聞いておいて損はない」と皆口々に所感を述べる

ような方なら話は別です。

・・・そういう

特定の主義主張で相容れないからと、人を真っ向から拒絶するようじゃ、ビジネスで大成するはずがない。

というごく当たり前の法則やら、原理原則。

それもまた、昔と何にも変わっていない。何にも変わってないのですよ。日本人も、ビジネスも。

おやすみなさい


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ササキミナコ/Minako Sasaki
最後までお読み頂き、ありがとうございました。他にも多くの記事を執筆(現状「予定」でしかありませんが・・・)の予定です。お時間が許す範囲で拝読願えれば幸いです