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欅坂46/風に吹かれても

久々に欅坂46の「風に吹かれても」のPVを見て、やっぱりめっちゃかっこいいなと改めて感じました。このPVは、欅坂46のかっこよさが最も際立っていた時期の象徴だと思います。

黒いスーツに身を包んだメンバーが揃って踊る姿は、ただシンプルな衣装なのに、その統一感と洗練されたダンスで圧倒的なシックさとかっこよさが演出されているんです。特にセンターを務める平手友梨奈さんの存在感は圧倒的で、彼女が持つ独特のオーラや表現力が、まさに曲全体を引き締めています。平手さんのキレのある動きと、無駄のないフォーメーションが見事に調和していて、その一体感が本当に魅力的だと思います。

さらに、曲のテーマにも惹かれました。「風に吹かれても」という表現が、どこか行き当たりばったりで、周りに流されながらも生きていくというスタンスを肯定しているように感じます。普通ならネガティブに捉えがちな「流される」という感覚を、前向きに捉えられる点が、この曲の哲学的な部分かなと。僕自身、今就職についていろいろと悩んでいることもあって、この「周りに流されながらも進む」感覚が、自分の状況にリンクして心に響きました。自分が抱える不安や迷いに対して、「それでいいんだ」と背中を押してくれるようなメッセージが、この曲から感じられます。

このPVと楽曲は、ただ見て聴くだけで終わるものではなく、心に残る何かを持っている作品だと改めて思いました。特に、迷いがちな時期には、こうした曲がふとした瞬間に力をくれる存在になるのではないでしょうか。是非、まだ見たことがない方にもおすすめしたいです。

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