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「人はそれぞれで良いんだよ」FRUITS ZIPPER『フルーツバスケット』の歌詞が教える自分らしく生きること

FRUITS ZIPPERの2枚目の両A面シングル「NEW KAWAII / フルーツバスケット」が発売されました。
今回はその中でも「フルーツバスケット」について注目してみたいと思います。

「人はそれぞれで良いんだよ」

最初にこの曲を聴いたとき、すごく明るくて元気が出る楽曲だと感じました。しかし、歌詞を深く読み込むと、それ以上に深いメッセージが込められていることに気づきました。この曲は、単にポジティブな気分にさせるだけでなく、「人はそれぞれで良いんだよ」というメッセージがあります。それが、軽やかで優しい言葉で表現されているのが特徴です。

例えば

世界は椅子取りゲームだって
でも実際は
立ってても良い、床に座っても良い
そんな感じ

https://www.uta-net.com/song/360330/

というフレーズがあります。

これが示唆しているのは、社会の中でキャリアを積み重ねていくというような競争的な場面でも、自分のペースで進むこと、あるいは休むことも許されるということです。このメッセージは、今の私自身にも響きました。働いておらず、どこか社会から孤立しているように感じたり、あるいは働いていないことに対して罪悪感があったのですが、自分のペースで生きることが大切だと再認識させられました。そして、何より勇気づけられたというか背中を押してもらえたような感覚があります。

また、サビの部分の以下の歌詞もとても心に残ります。

Everyday だれもみんな
それぞれの甘酸っぱさを持って生きている
それがなんであっても、実になってるんだから

https://www.uta-net.com/song/360330/

辛いことや悩みがあっても、それらが最終的に一つの「実」となる、つまり意味を持つというメッセージが込められていると感じました。

どんな道をどんなスピードで歩んでいても、意味のあるもので、いつか実を結ぶというメッセージがこの曲に込められています。人生で経験する『甘酸っぱさ』を大切にしながら、自分らしく生きることを楽しんでいきたいです。

以下の記事では「フルーツバスケット」の作詞作曲をされたヤマモトショウさんについて書いてます。併せて読んで頂けれると嬉しいです。


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