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慶應義塾幼稚舎・慶應義塾横浜初等部がわかる!福澤諭吉の考える5つの家庭教育の力


 小学校受験を考え始めて、慶應義塾幼稚舎や慶應義塾横浜初等部に興味があるけれど、通っている知り合いのお子様もいないし学校の様子が良く分からないとお困りではありませんか。

 私もかつて娘の小学校受験の時に慶應義塾幼稚舎の説明会へ行きましたが、説明会ではパンフレットに即した内容を幼稚舎長がお話してくださるのみ。その後の学校見学では児童のいないがらんとした教室を決められた順路で歩くだけでした。

 『いまいち学校の様子が見えてこない・・・』と思っていました。

 自身のお子様を幼稚舎に通わせている保護者の方に話を聞いてみたりもしましたが、『とにかくのびのびしているわよ』『楽しい学校よ』というお話が多く、抽象的過ぎて学校の方針が良く見えてこなかったり、反対にそのお子様が在籍しているクラスの具体的な話ばかりで『いまいち良く分からない・・・』というのが本音でした。

 そんな時に、渡辺徳三郎元慶應義塾幼稚舎長の書いた「福澤諭吉 家庭教育のすすめ」に出会いました。

 

 この本を読むことによって福澤諭吉先生がどのように家庭での教育について考えていたのかが良く分かりました。今の時代にも通ずるお話ばかりで、我が家の教育方針にも大きな影響を与えました。

 結果としてですが我が子は慶應義塾にお世話になり、福澤諭吉先生の教えを体現して慶應義塾で学び続けています。福澤諭吉の教えは現代においても、また、どの系列校においても息づいていると強く感じています。

 この本は慶應義塾幼稚舎や慶應義塾横浜初等部を目指す方はもちろんですが、小学校受験を考えていない方にとってもご自身のお子さまへの教育方針に大きな気づきを与えてくれると思っています。

 それではこの本に書かれている福澤諭吉の家庭教育についての考え方を5つにまとめてお伝えします。

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