シリーズ1-起業のポイント コスト意識について
今晩は。今日は11月3日、文化の日ですね。
皆さんは、文化に因んだイベント参加や観劇、映画鑑賞や趣味に没頭などされましたでしょうか。
我が家は昨日私の誕生日で、久しぶりの外食をしました。焼き肉を食べに行ったので、今朝は、寝坊気味に起き、昨日貰った花束を花瓶にさして、美しいオレンジやピンクの花を眺めて喜びに浸っていました。また、新しいピアノ曲に挑戦をはじめて、月内にはマスターしたいと思って練習しています。
習い事、音楽や文化的なことも、コミュニティづくり、ファンや仲間、人脈づくりとしてビジネス要素になったりすると思いますので、侮れませんね。
さて、本題に話は少し変わりますが、今日は商品づくり、サービスづくりにはコスト意識が必要だと思うのですが、事業主の方はどの程度ご自身のコストを意識していますか、というお話をしたいと思います。
弁護士やコンサルタントの契約では、時間料金という形態があったりします。他方、成果報酬といって、ベース料金は低く設定しておき、結果にコミットのライザップのように成果が出たらその分報酬を貰える契約があったりします。
いずれにせよ、時間あたりの自分の費用を意識した価格設定をしています。この考え方には、実は顧客に相対する時間以外に、その人自身のマーケットにおける価値分を対価として載せていたり、開発コストや事務処理などの間接コストが載せられる事が大半で、また健全かなと思います。
もちろん、SNSをテコにしたビジネスや、オンラインのお教室では違う形でスポンサーがついたり、広告収入が入ってきて、後から収入がついてくるというものも多いのですが、やはりコスト意識はきちんともって頂きたいなと思います。
先日、ある金融機関の事務手続き書類を自宅で書いていました。また、ある自治体に提出する書類も自宅で書いて郵送したのですが、このどちらかも、同じ内容を何度も記載しなくてはならず、正直不快でした。この一方の書類はしかも、別の部門では私はデータが別の用途ですが保管されている事は明らかで、何故用途別に何度も書類を提出する必要があるのか疑問でした。
この書類を書くことに、私は何分かかって、何を得られるのだろうと、ふと疑問にに思った時、事業主としてこのようなビジネスプロセスをお客様に強いていないか、また、自分自身の時間コスト、時間給はカバー出来るのか、という問いにたどり着いたのです。
事業主の方は、ボランティアでない限りは営利目的で事業を起こしていると思いますので、顧客にご自身が相対する時間以外にかかる集客や商品開発コストにも着目し、コスト意識をもって料金設定、費用(原価)と利益計画を練って頂けたらな、と思いました。
その点、集客事につけるプレゼントや特典のつけすぎは必ずしもよくないのではと思いますし、ご自身の管理も煩雑にならない程度、多くても3-4個が上限ではないかなと思います。
プレゼントや特典は、いずれにしても貰って嬉しいものでないとかえってお客様が離れていってしまうと思います。
コスト意識を高く持てば、逆に商品の単価意識に繋がります。利益体質にするためにも、是非この点に留意して頂けたらなと思いました。