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オープンで優しいスマートシティ高松市

こんにちは。Minaです。

2020年11月に開いた自治体をつなぐイベントで登壇をしてくださった小澤さんがいらっしゃる高松市。「スマートシティたかまつ」の実現に向けた取組が2021年6月に令和3年度「情報通信月間」総務大臣表彰を受賞された高松市。やっと行けました。電車に乗って行ったら、海と島と船が見えてきました。もうすぐ高松駅です。

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高松市駅を出たら、都会だなーと思いました。品川駅の周りと少し似ている気がしました。人口などのデータは高松市の公式ホームページにまとめてあります。

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高松市役所のお隣にある防災合同庁舎に行きました。「たかまつ防災プラザ」と書かれたきれいな建物です。災害対策本部室、消防局など災害に関係する組織が集まっています。

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入って右を見たら「高松城下図屏風」が見れます。

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左側には小さい消防車があって子供用の消防服があります。それから、起きる確率が高いと言われている南海トラフ地震に備えるためのビデオが流れています。高松市は地震や災害に備えて、海に行ってみなくても水位などがわかるダッシュボードを作られているのは、11月のイベントでも聞いていたのですが、市民や高松市に来ている人の安全を守るために情報がオープンになっていてすごいなと思いました。時間が来るまでビデオをみながら待ちました。「3分間は身を守る」、「3時間以内に逃げる」、「3日間は自分たちで生き延びる」の3つの3のお話や、地震が起きた時のシミュレーションが流れています。

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7階にデジタル推進部があります。窓からはカプセルみたいなのに入っている小さいソーラーパネルが見えました。エレベーターのボタンのある壁には松と海がえんじ色で染められた布が入っています。建物自体も工夫されていて、高松市がどうしていきたいかが伝わる建物になっている気がしました。

小澤さんに高松市の取り組みや、行ってみたら楽しそうなところを教えていただきました。おうどん、骨付鳥、オリーブ鰤とオリーブ鯛、栗林公園や直島。それから男木島では瀬戸内国際芸術祭がきっかけでICTにより島で仕事ができる子育て世代の方たちが移住をし、一度休校になっていた学校が復活したという話を聞いて、学校が統合する話は聞いたことがあるけど、一度休校になった学校が再開するというのは珍しいなと思って行ってみることにしました。

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小澤さんと「ちびっこ号」に一緒に乗って写真を撮ってみようかと思ったら、「ちびっこ号」は小さい子用だったので入りきらなくて横に立って撮ってもらいました。座ってみようとしてくださった小澤さんは優しいです。それから、座りきれなくて私もちょっと大きくなって入れないところができてしまったと思いました。

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栗林公園に行こうと思って行ってみたのですが、雨が降ってきたので公園の中に入ってみるのはやめて、おうどんを食べに行くことにしました。おうどんと、オリーブ鰤と骨付鳥を注文しました。最初に運ばれてきたオリーブ鰤はジューシーで美味しかったです。次にきた骨付鳥は写真を撮るのを忘れてしまったのですが、香ばしくて食べやすかったです。私はお肉がそんなに得意ではないのですが、食べやすかったので半分食べました。おうどんはとてももちもちしています。美味しくてびっくりします。それから、高松市では香川県のご当地の飲み物を買うことができたので飲み比べをすることもできます。どれも美味しかったのですが、私はオオシマシオサイダーが一番気にい入りました。

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直島も男木島にもフェリーで行きました。高速フェリーと高速ではないフェリーの売り場が離れていたり、男木島へのチケット売り場は建物の外側にあったりするので、少し迷ったのですが予定の時間のフェリーに乗れました。

私は飛行機も好きなのですが、船も好きなのでフェリーで移動すること自体が楽しみです。でも、出発前に雨がかなり降っていていました。こういう時に「オープンデータたかまつ」の「ダッシュボード」は助かります。波の高さや水位をスマートフォンで確認できるからです。

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男木島の方達は、お買い物だけでなく、通勤や通学にもフェリーを使われているので、バスとかと同じように日常的な乗り物になっているそうです。この日くらいの雨だったら止まることはなく、時刻通りに出発できました。

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高松を出発して20分くらいで女木島に着きます。女木島は「鬼ヶ島」だそうです。鬼の像があります。

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女木島からまた20分くらいで男木島に着きます。

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大和さんが、坂をどんどん登って、高松市立男木小・中学校へ連れて行ってくださいました。小学校と中学校が同じ建物にあります。古い校舎は耐久性に問題があり、最初は仮校舎で再開をして、その後で校舎を建てたそうです。校舎はとてもきれいで、明るい雰囲気です。校舎の中を大和さんと井村校長先生と案内をしてくださいました。校長先生も笑顔で面白いお話をしてくださいます。運動場は海が見えて、芝生です。時々海のしぶきが風に運ばれてくるそうです。英語の授業を見学させて頂きました。ブロックで自分が作った形を英語で説明をして、ほかの人も同じ形を作ってみるという授業で、途中から私も参加をさせて頂きました。指定されているカリキュラムをやりながら、他にも生徒のやりたい気持ちを大切に、授業を組み立てていらっしゃるそうです。授業中に笑い声がよく起きます。

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ランチは大和さんと奥様の順子さんのオフィスで、男木島のパン屋さんダモンテ商会さんのサンドイッチを頂きました。島の小麦や食材で作られていています。パンの生地自体がとてもモチモチしていて、島の食材と合わせてとにかく美味しかったです。もしも男木島に行かれることがあったら、予約をして食べてみて頂きたいパンです。

大和さんはNPO法人男木島生活研究所をされていて小学校の再開も中心になって活動をされ、島についてとても詳しいです。順子さんもNPO法人として男木島図書館を運営されています。オフィスも男木島図書館も、島にもともとあったお家をリフォームというか、ほぼ作り直すくらいのリフォームをされて運営をされています。お二人は、休校になっていた学校を再開されたこと、男木島図書館が島の人たちのコミュニケーションの場所になっていること、島ので生活、高齢化が進んでいたけれど移住される方の増加で人口の構成が変わってきていること、移住された方たちの中には海外や県外などみなさんそれぞれのペースで行き来されているかたも多いということ、猪が海を泳いで男木島にきたこと、島についていろいろなことを教えてくださいました。

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順子さんが運営されている男木島図書館も崩れかかっていた古民家を改修して作られたそうです。順子さんの持っていた本や、島の方が持ってこられた本が本棚に並べてあります。本があるということだけではなく、地域の交流の場所にもなっていているそうです。階段があり、2階にもいけます。

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階段を上ると壁に絵がかけられた廊下を通って、畳があるスペースにいけます。窓の光が入っていて、静かで、のんびりできそうです。窓の外には猫が雨宿りに来ていました。

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2階から1階をみるとこんな感じです。しっかりした梁の下に1階が見えます。面積1.34 ㎢の男木島はとってもオープンで、島と島、島と市内、島と市外、島と県外、島と海外、いろいろ行き来する人たちでできていました。

高松市は、オープンデータたかまつやダッシュボードのように、市民も市外から高松市に来ている人も使えて、安全を守れるサービスがあったり、地元の方と移住されてきた方が協力して島の生活をよくされたりしています。高松市のスマートシティはオープンで優しい取り組みでした。





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