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インドで4週間過ごしてみて

こんにちは。Indoboxでインターンをしているみなです。
今回はインドの南からバックパック1つで北上して4週間以上過ごして感じたことについて書こうと思います。

どこにいったのか

私はまずインドの西部にあるムンバイという場所に滞在しました。
その後、バンガロール・ハイデラバード・チェンナイ・ポンディシェリ・ナグプール・ラクナウ・デリーという旅路で移動しました。

私が訪れた場所

インターンをすることになったきっかけ

私はIndoboxという日印コンサルのスタートアップの会社でインターンをさせていただいています。もともと自分自身がインドの文化や経済に興味があり、CEOの丹治の投稿をXで見つけお話を聞かせていただきました。丹治さんとお話をしてより視野が広がり、かつインドに対する好奇心がより大きくなりました。そこでまずは大学生ができることからインドに関わってみたいという思いで、インターンをさせていただけないか自分で懇願すると、丹治さんはインターンとして私を受け入れてくださることになりました。

どんなインターン?

このインターンは”バックパッカー方式”。つまり自分自身の意思があって、何かをしたいということに対してコネクションをふんだんにくださるというような形です。またこれに付随して、動画制作や記事の投稿、リサーチ、SNS運用、営業などを担当させていただきました。
自分自身は、自分がやりたいことを見つけて自分の意思で、頭で考えて進めていきたいタイプなのでこのバックパッカー方式インターンはとても好きです。

ココカラ代表のムルガンさんとの対話・ご家族へ訪問(Indoboxのコネクションより)
ムルガンさんのフィールド場へ連れて行ってもらい、農家の方々にインタビューができた
丹治さんのコネクションでホームステイを約1週間ほどさせていただいた、本当に素敵な家族。お母さんにぜひ会ってほしいほど自分の大好きな方。(左端の男性・マンダールさんはナグプールで日本語教育を広める事業を拡大している)


お母さんが着させてくれたサリー。自分の中で本当に大切な写真。

インターンをしてみて 日本人材が不足?

CEOの丹治さんのコネクションはとても広く、インドで働いている日本人で知らない人はいないくらい。
そのコネクションがあったことで、私自身が出会うことができる人や機会が本当に広がり、選択肢も同時に広がりました。自分が普段関わることのない業界の方にも出会うことができ大変勉強になりました。
それと同時に圧倒的にインドでの日本人材が不足しているということに気が付かされました。
日本人でインドで働かれている方にインタビューしたところ、日本人材の不足を背景に本業以外の仕事の案件がかなり入ってくるとのことでした。
例えば、日本語学習の需要の増加。この背景にはIT関連で日本起業で就職を考える学生が増えたこと。(今インドでは若者の就職困難期で、海外に就職先を求める人が増えたということが背景にある。)
またアニメや日本の文化を学びたいという人が増えたということ。(インドでは”IKIGAI”という本がかなり流行している)
日本企業のインドへ参入が近年急激に増加しているということ。(以前の記事にも書きましたがインドでは中間層以上の購買力がかなりの勢いで上がってきています。この市場は本当に狙うべき。)
などなど挙げるときりがないですが、主に政治的・文化的背景など理由は様々ですが、日本に対していい印象を持っている方が多いです。
そのため、双方の間での交流をもっと強化していくには日本人材が必要であると感じました。

world food indiaのイベントの日本ブース(かなりのインド人がここに集まっていた)
インド人教師による日本語の授業


デリーにある日本食屋(かなり味が本格的で、私がいったお昼時はインド人の客であふれていた)


ナグプールで開催されたコスプレに関するイベント。ANAさんも出展していた。アニメ好き、日本の文化が好きなインド人がたくさん参加していた。
Na Ra Japan HUBの日本人スタッフの方と
ハイデラバードにあるスタートアップエコシステム T-HUB
Indoboxが保有してるデスク
IITH(インド工科大学ハイデラバード校)で開かれたJetro主催の日本企業がインド人材を誘致するためのイベント
(たくさんのインド人の優秀な生徒が日本企業で働きたいとの意思を強く示していた、日本企業に対して自分自身のプロジェクトのピッチを20分間にわたり行った学生もいたと聞いた)

南から北を縦断してみて

縦断してみて感じたことは、インドは本当に多様であるということ。地域によっても、言語も、食も本当に異なります。
南インドに属するバンガロールに滞在していたとき、それぞれの母語があるため、みなさん英語で会話していました。
だからこそインドは一言で語れない。それが自分を引き付けるのだと心から感じました。
ある南インドの方は北インドと南インドでは国が違うように感じると話していた人がいました。
その通り、現在筆者は北インドで首都のデリーに滞在していますが、流れている時間、人、食文化本当に違います。
個人的には南インドの方が圧倒的に好きです。
このような多様性のなかどこでもみかけるインドの国旗、どのように統一しナショナリズムが生まれるのかすごく不思議に感じました。
インド人にこれを聞いてもなんでだろうねぇ。の一言でした。


神様を呼ぶためとされる「ランゴリー」本当にきれい

女子一人旅はインドでは安全?

よくSNSで、日本人女性が性被害にあったやインドは危ないと叫ばれていることが多いと思います。
でもそれでインドへの旅をあきらめるなんてもったいないです!!!
インドを自分は4週間以上インターンをしながら旅をして本当によかったと感じています。自分自身がだれなのか、自分自身がいつも自分に与えていたレイヤーを外してくれた場所、本当の自分に出会えた場所だと思っています。だからこそインドに足を若いうちに運んでほしいと思います。
女性一人旅は正直場所によりけりかなぁと感じます。
それこそ、バンガロールや南インドは本当に治安がいいなぁと感じました。
その反対にデリーでは昼間に男性3人につけられるなど怖い思いをしました。デリーに限ってですがここは本当に気をつけましょう。
夜は出歩かない。ちゃんとしたホテルやバックパッカーズをレビューで判断して選んで泊まる。現地のコネクションを来る前に持っておく。など準備を入念に行えば女子一人でも旅はできると思います。
1人旅が不安だったら、いろんなスタディ―ツアーも展開されていますし、Indoboxでもツアーの計画や運営なども行っていますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。

2個バックバックで4週間以上旅をした筆者
イスラームが多い地域にチェンナイで滞在していたため、外食する際はヒジャブをつけていた。(それぞれの文化や慣習を深く理解して自分自身も適応させることが大事だと思う。)


果物が安くておいしいのもうれしい。筆者の大好きないちじく。
自分が大好きな南インドのイドリー。米粉と豆の粉をまぜて発酵させてできている。蒸してつくられるため、オイリーなインドの料理がそこまで得意ではない筆者はこれが救世主だった。しかも離乳食でも食べられるらしく、体にやさしいのだとわかる。



これからについて

今回は昨年の夏に続いて2回目の訪問。
今回の長期滞在を通してインドが大好きになった私。
私は、農業の公正なサプライチェーンの構築からの持続可能なフードシステムに興味関心があり、農学や開発学などの学びができる院に進学しようと考えています。当初は西洋に院を視野に入れていましたが、理論と実践の両輪で学ぶことのできるインドに自分はポテンシャルを感じ、インドでの院進を考えています。自分自身あまりインドの院について視野が広くないのでもし知っていらっしゃる方がいらしたらぜひ教えてください!
またIndoboxでのインターンを継続し、日印の促進ができるように産学連携や、市場開拓、マーケティングなどの面で関わっていきたいと思います。



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