Leica CLのこと
どうしてLeica CL(以下CL)にしたの?
という経緯を書いておく。
そもそもフィルムカメラ
簡易的なコンパクトフィルムカメラ(TRIP35)を買って、これ良いな…と思った時には本格的なものが欲しくなった。…よくあること。
そしてLeicaへ…
一気に飛ぶね。
いろいろなブログ、レビュー、ライカってなんだ?を調べに調べて。
思ったことが、「(バルナック型ならば)以外と買える値段じゃん?」ということ。
ライカって聞くととんでもなくお高い、カメラの宝石のようなイメージがあったし、デジタルのライカは今もそんな気もする。
ただし、昔に作られたいわゆるアンティークなフィルムライカは現代のデジカメをフルで買うのとそんなに違いはなく、バルナックライカに関しては安っ⁉︎とさえ思った。
バルナックを求めて
これがライカの沼か。
調べていくうちに知ったのだけど、ひとえに◯◯型といっても多種多様。
形式、年式、製造工場…
興味ないひとが見ると全部同じに見えるアレ。
ぱっと見同じでも、機能の有無だったり、少し形が違ったりする。
さらには、同じ形式でもシャッター音が違う、「個体差」があるのだ……。えぇ……
CL、キミに決めた!
そんなお話を桜木町のカメラ屋さんでお聞きして。
迷いに迷った自分に「自分に必要な機能ってなんだろう?から考える」とアドバイスをいただいて。
キーワードは「40mm」。
レンズの焦点距離。
先のフィルムカメラTRIP35で初めて触ったそのスペックが、とても扱いやすかった。
同じ焦点距離になるけど、常用する上位互換なカメラを買うつもりだったので、それが良いかなと思った。
と、ここで一気に選択範囲が狭まる。
40mmが扱える(ファインダー内に40mm用の枠がある)ライカがほぼ無いのだった。
そしてCLを知ることになる。
CLってどんなカメラ?
いろいろと語れるカメラらしいのだけど、ここでは簡単に。
・ライカとしては稀なデフォルト40mm
・フィルムライカの中では後期モデル
・実はMADE IN JAPAN (ミノルタ製)
ライカの中では実験的なモデルということもあり、雑誌のライカ特集で省かれる感じの存在で。(日本製はライカにあらず?)
そんなエピソード含めて「これが良いな」って思ったわけで。
使ってみると前面のシャッタースピードダイアルの操作感、小ぶりなバックにすっぽり収まるサイズ感も良かった。
買って良かったな〜。
中古のカメラってさ
このCLはeBayでドイツから輸入したもの。
人から人に渡る中古フィルムカメラ。
何十年も前に作られたそれは、どこで、どんな人に使われていたのだろうなって。
このカメラ、レンズが写した景色を見るすべがあったらなあ…なんてぼんやりと。
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参考動画(格好良すぎんよ)
Leica CL Review (35mm M-mount rangefinder)