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第3回ボランティアリーダー育成プログラムを開催しました!

12月26日(木)〜27日(金)に、東京都杉並区において第3回ボランティアリーダー育成プログラム(杉並区教育委員会後援)を開催しました。中高生10名が参加しました。なお、当日の運営は、NPO法人みんなの進路委員会の大学生スタッフが、この日のために数ヶ月前から繰り返し話し合い準備をしてきました

◯1日目

10:00〜10:15 オリエンテーション

大学生スタッフの自己紹介や今回のプログラムの趣旨説明、2日間のスケジュールの案内などがありました。また、NPO法人みんなの進路委員会代表の谷村より挨拶もしました

10:15〜14:00 視覚障害について学ぶワークショップ

現役大学生で、当事者として視覚障害について学べる機会づくりに取り組む小汲唯奈さんを講師に招き、中高生たちに視覚障害について学べるワークショップを行いました。座学に加え、白杖で点字ブロックなどを歩く体験やディスカッションなどを交えてとてもわかりやすく深く学ぶことができました。視覚障害のリアルや、どんな関わり方が理想かについて中高生たちは学びました。

14:00〜16:00 ワークショップ企画

中高生たちは、小汲さんから学んだことを踏まえて、今度は小学生たちが楽しくわかりやすく視覚障害について学べるワークショップを企画しました。わかりやすい伝え方や参加のハードルを下げるアイスブレイク、リアリティを感じられる体験のやり方や参加者の相互作用が起きるリフレクションなど、中高生たちは創意工夫して準備を進めていました。なお、小汲さんや大学生スタッフ、認定ワークショップデザイナーである谷村がワークショップづくりのアドバイスをしました

16:00〜16:30 リフレクション

1日目の学びや取り組みを、大学生スタッフの進行に合わせて振り返りました。今回は2チームに分かれてワークショップデザインをしているので、日中は一緒に活動をしなかったメンバーどうしで組んで振り返りを行いました

◯2日目

10:00〜12:00 ワークショップ企画

1日目に続き、本番に向けてワークショップ企画を進めました。プレゼンテーション資料やプラカードを用意するなど、着々と準備を進めています

13:00〜14:30 ワークショップ本番

杉並区立高井戸児童館と杉並区立四宮森児童館のご協力をいただき、児童館利用者の小学生たちを対象に中高生たちがワークショップを開催しました。準備の際に予想していた通りうまくいったこともあれば、実際子どもたちを前にすると戸惑うこともあったりしながら、中高生たちはワークショップをやり切りました

15:00〜16:30 リフレクション

大学生スタッフの進行を踏まえて2日間の学びや取り組みを振り返りました。まずは、開催したワークショップをあらためて時系列で振り返り、個人やチームのよかった部分や課題などを洗い出しました。そして、もう一度このワークショップをやるとしたらどこを変えるか、という視点で検討しました。
その後、チームメンバーがどう貢献したかお互いフィードバックする機会をもちました。

◯参加者アンケートより(一部抜粋)

「小学生に視覚障害の体験を楽しくしてもらうたまにはどうしたらいいのかを考えるのは難しかったけど楽しかった。また、初めてワークショップの運営をしてみて今までは参加する側だったので気づくことがたくさんあって学びになった」

「一人一人役割分担して臨機応変に対応できたと自分では思っていたけれど、皆で振り返ることで様々な視点から自分たちを見つめ直し、反省すべき点や改善点を多く見出せるということ。また、その改善点はこのワークショップに限らず今後の様々な場面で応用できると思う。」

「今回のボランティアに参加するまで視覚障害についてほとんど何も知らずに生きてきた。だが今回のワークショップを経験して今後の人生で視覚障害で困ってる人がいた時の対応や、やるべきことなどがわかった。とても有意義で今後の人生でもなかなかない経験をすることができた。」

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