高知県立嶺北高校で海外進学についてご紹介!
こんにちは!
みんなの進路委員会の谷村です。
今回は、4月25日に高知県立嶺北高校の生徒さんに対して開催した『地方公立高校だった私が海外の大学に進学したわけ~多様な進路選択や生き方について考える~』を報告します。
嶺北高校は、高知県本山町にある県立高校です。四国山地の中央に位置しており、吉野川の上流域にもあたります。地域みらい留学を通して全国から生徒が集まるなど、魅力的な高校作りに取り組む注目の高校です。ちなみに私の親戚が本山町には多く住んでおり、祖母が嶺北高校の出身です。祖母の伯父にあたる川村和嘉治は戦後最初と3代目の高知県知事を務め、本山町内に銅像があります。そういった縁もあり、今回の開催を大変楽しみにしていました。
イベントでは、3人の地方公立高校から海外進学した先輩に登壇していただきました。1人目は愛媛県の公立高校からマレーシアのサンウェイ大学に進学し、現在在学中の中野真泉さん。マレーシアという国に馴染みがない生徒たちを一気にマレーシアファンにする素敵なお話でした。2人目は新潟県の公立高校からアメリカのエンポリア州立大学に進学し、現在在学中の山田紗南さん。アメリカ人は意外とシャイな人もいて、自分が仲良くなろうとぐいぐいいくと逆に引かれたという話や、高校時代にアルゼンチンにスペイン語が全くわからない中留学した話などに生徒たちは驚いていました。3人目は山形県の公立高校から台湾の大学に進学し、現在は社会人2年目を迎えた鈴木ありささん。大学進学者がほとんどいない環境で、台湾への進学に挑戦した話に生徒たちは勇気をもらったのではないでしょうか?
参加者は1年生が中心でしたが、予想以上に海外進学に関心があり驚きました。四国地方はきわめて海外進学が少ない現状にありますが、このような機会を通して、世界を身近に感じていただき、国際社会で活躍する人材が生まれることを願っています。