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新年初の野鳥観察は多摩湖

元日は実家で過ごしました。

わたしの実家は狭山丘陵のふもとで、歩いて15分ぐらいの場所には多摩湖と呼ばれる人工湖があります。

この人工湖の周辺には公園があり、池があり、森が広がっています。

広がる草木
なみなみとした池
富士山もこんなにキレイに見えます


つまり、いかにも野鳥が出そうな感じの場所。

なのですが……

ところがどっこい!
いざ、野鳥観察してみると、ここはおどろくほど野鳥が少ないのです。


こんなに自然豊かな場所には野鳥がもっといて然るべきなのに、行けども行けどもたまに鳴き声が聞こえる程度で、全然野鳥の姿が見えない。


数年前、公園内の立て看板に『外来種のガビチョウの影響で野鳥が少ない』という説明書きがあるのを目にしたことがありましたが、それにしても少ないような…。

とは言え、じっくり探していれば何かしらの野鳥には出くわします。

ジョウビタキとか。

あと、ちょっと珍しいなと思ったのはアオサギの集団。
(一羽だけカワウが混ざってる)

アオサギは、ふだんコサギやダイサギなんかの混群の中で、ポツンと一羽混ざっていることが多い。
アオサギ同士でこんなにたくさん集まってるのを見るのは初めてでした。
この地域一帯にコサギやダイサギがいないので、仕方なく?(ではないだろうけどw)同じアオサギ同士で集まっていたのかもしれません。


なにがともあれ
ジョウビタキやアオサギはどこにでもいる鳥で全然珍しくないし
公園の質から言ったら、ふだんあまり見かけないような鳥も含め、もっとたくさんの野鳥と遭遇してもおかしくはないはずなのに。
けっきょく何も見つけられないまま、あまり時間もないので実家に戻ることにしました。

ところが、その帰り際!
うおおおおお
公園の入口を出たところで、なんと初めましての鳥に遭遇しました!!

初遭遇

こちらの鳥、ご存知でしょうか?
イカルといいます。
アトリ系の鳥です。
いかにもアトリ系っぽい姿かたちをしており、カワラヒワやシメなんかに似ていますね。主にフォルムが。


イカルのことは前から知っていましたが、今まで見たことがありませんでした。
いっつも図鑑を見ながら『この鳥ってどこにいけば会えるのかな〜』と思っていたのです。

ここにおったか!

集団で、きのみをつついていました。
長居してくれたので動画撮影もバッチリ!

いや〜、最後の最後で登場してくれてありがとう。
これぞ野鳥観察。
出会えるか出会えないかは天に任せるしかないのであります。


今回はたまたま当たりでしたが、とにかくここの場所は野鳥の数が全体的に少ないので、来年は実家での野鳥観察は見送ろうと思います…。
重たいカメラをいちいち持って帰るのしんどいしなぁ。


おまけ

とお〜くのほうに、豆粒サイズでオオタカがいるのも見かけました。



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