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AirPodsを ”洗濯” してしまったあなたへ
大切なAirPodsが…
今回は、私のようにやらかす人がひとりでも少なくなることを願い、AirPods洗濯の顛末を書きたいと思います。
水没の経緯
パブロフの犬とAirPods
”パブロフの犬” という有名な実験があります。
犬にエサをあげる時に音を鳴らしてから与えるようにすると、やがて音を聞くだけで犬はエサをもらえると思いヨダレを出すようになるいうアレです。
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私にとってAirPodsは、朝活を ”パブロフの犬” 化(自動化)させる上でマストな相棒でした。
AirPodsから流れる音楽やポッドキャストが、私の意志とはほぼ無関係に習慣化の行動を後押ししてくれたからです。
(詳細は過去記事をご覧いただけると幸いです)
You're rollin thunder
なのに、それはあまりにも注意散漫な行動でした。
日課となっている床掃除の後、カミさんと話をするときに耳から外したAirPodsをフリースのポケットに入れ、そのことを忘れたまま自分の手で洗濯機にかけてしまったのです。
ざわざわ… ざわざわ…
なにか大事なことが欠落しているような、虫の知らせ的な胸騒ぎを感じたのは洗濯機のドラム槽が5分ほど回転した頃。
「アッ〜!! AirPodsを洗濯しちゃったじゃん😭」
速攻で洗濯機を止めたのは言うまでもありません。
そして、「あわてて電源を入れることだけはしちゃいけない」と自分を落ち着かせました。
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床掃除の後は、AirPodsで音楽を聴きながらウォーキングに出る予定でした。
iPhoneで対処方法を調べながら、同時にAirPodsを着けて歩いた様々な思い出が次々と蘇ります。
「縁起でもねぇ」と、走馬灯の映像を振り払う私。
頼むから無事でいてくれ、AirPods。
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トラブルシューティング
復活のための儀式
調べてみたところ、やはり私の直感どおり、電源入れるのは絶対NGであると判明。
そして、「とにかく中に入った(かもしれない)水が抜けるのを待て」というのが先人の教えに共通する内容で、解説するサイトにより乾燥にかける時間は3日〜7日と幅がある感じでした。
今年に入ってから再開した朝活では、まず起床後にAirPodsを装着するところがルーティンのトリガーだったため、全治1週間は正直厳しいとは思いながらも、シリカゲルと一緒にジップロックに入れられた相棒を見つめながら、願掛けのような気持ちでルーティンを続けました。
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そして通電
そして3日後(1週間は長すぎて我慢できませんでした…)。
放電したAirPodsを充電してから、祈るような気持ちで通電しました。
後になってから思ったのですが、AirPods Pro 2はIP54ということで生活防水くらいの防水機能があるため、逆に考えれば中に水が侵入しているならシリカゲルで数日置いたくらいで乾燥するか疑問です。
そうは言っても、なんか良さそうなことはしてしまうのが人情。
究極のところは、蓋を開いて(電源を入れて)みなければ、無事かどうかは分かりませんですし。
結果的に、私は運が良かったのでしょう。
通電後にAirPodsが無事に動いてくれたことを確認し、「生きとったんかワレ〜〜〜〜!」と喜ばずにはいられませんでした。
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まとめ
今回の教訓
そもそも電子機器を日常生活で使うのに扱いが雑だったということが、このやらかしの最大の原因です。
大いに反省しながら、次のような再発防止策を考えました。
耳から外す時は片側だけにする
生活動線で外すシーンがある場所に定位置を設ける
ケースも持ち歩く
首からストラップで吊るす
このうち、4. は少しハードルが高いのと、3. もケースごと洗濯してしまう可能性があるので、1. と 2. のハイブリッドで当面は対処し、必要に応じてブラッシュアップしていくことにします。
家の中で両耳から外すシーンは洗顔の時だけなので、とりあえず洗面台横の洗濯機の上にセリアのフェイクレザーケースを置き、顔を洗う際はここをAirPodsの仮置き場とすることにしました。
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それから… (近況)
なお、水没から1週間くらい経ちましたが、今のところAirPodsに異常は見られません。
AirPodsとの日常が戻ってきたことに対し、本当にありがたく日々感謝しています。
皆さんも、私のように間抜けなことにならないよう、ぜひお気をつけください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。