Fairy蘭丸の阿以蘭丸を考察する
★蘭丸はクライアントをどう見ている?
・赤信号に気付かず渡っていたクライアントを助けているのは白百合さんも同じように赤信号を渡ってしまってなくなったからでは?ベテルギウスはその現場を目撃してしまったのでは?そのとき助けられなかったことをずっと後悔していたから、赤信号を渡るクライアントに思わず駆け出したのでは。
・自殺しようとしているクライアントに対し「僕はあなたがこの世界からいなくなったら悲しいです」「僕はあなたを守りたい」は、かつて自害しようとした自分(ベテルギウス)を重ねているのでは?(余談だけど一話の屋上のシーン背景が満点の星空だけどここに冬の大三角形もあるのかな…
→この考察については蘭丸とベテルギウスをどう解釈するかによって分かれると想います。ここについては人によってめちゃくちゃ解釈わかれると思うんですけど私はある意味でベテルギウスは死んで蘭丸に生まれ変わった、蘭丸とベテルギウスは同じだけど別人、みたいな解釈で受け止めてます。(なのでツイートするときもしゃべるときも「蘭丸」「ベテルギウス」という名前の使い分けはこだわるし使い分け曖昧な人を見るとめちゃくちゃ気になってしまう、こじらせオタク…)シリウスを救えるのは蘭丸しかいないし同時にベテルギウスを救えるのも蘭丸しかいないと思ってます。
→さらに言うなれば白百合さんを救えるのもまた蘭丸しかいないのかな…とか。でもそしたらシリウス不憫すぎるなぁ~~って思ったけど、その蘭丸を救えるのこそシリウスしかいないよねって話になる(愛らん歌詞につながる)→あれ???11話12話はもしかしてシリウスが蘭丸を救う話でもあるのか!?お前の心いただくよでキスして変身してるし…蘭丸がある意味でクライアント…??
・六話のクライアント「私ずっと、仕事仕事って言い訳してた。今の自分を見せたくなかった。こんな自分を見ても絶対に喜んでくれないから」
→病気でやつれていく自分を見せたくないと言っていた白百合さんと一緒!!!だからこその「たとえどんなあなたでもきっと喜んでくれる」…そういうことか……
→作中、焔とうるう、シリウスとベテルギウスは対比的に描かれているように見える。前者は「伝えられた関係」後者は「伝えられなかった関係」のように。うるうと焔はぶつかりあったおかげで和解できた。シリウスとベテルギウスはぶつかりあうことすらないままお互いを理解できないまま終わった。9話のラストは焔がうるうの心を救い、最終話ではうるうが焔の心を救った。同じように11話12話は結果論的にはなるけど蘭丸がチルカの心を救った、チルカが蘭丸の心を救った(それがラストの「アイシテル」が言えたことに繋がる?)→ベテルギウスの未練を蘭丸が消化した?
★人間体と夭聖体でえらく性格変わるのはなぜ?
→人間体は夭聖たちがこうなりたいと望んだ姿。蘭丸は特に性格まで変わっているけど性格もこうなりたいという性格になっている?若干の回想シーンから推測するにベテルギウス時代は夭聖体と人間体でそこまで性格に違いはないのでは…?
★ベテルギウスと蘭丸の違い
・「昔の君はそれはとても残酷だった」「愛著を得るためならなんだってする、女王に忠実な番犬」というシリウスのセリフ、Andgyさんの059番060番のイラスト
→純粋ゆえに恐ろしい子供みたいなイメージか?059番の蘭丸は何かを攻撃しながら口元はうっすら微笑んでるしなんならこの絵も頬も唇もほんのり赤い。愛著を得るためなら手段はいとわない、女王の命令であれば何でもする。なんでもってなんだ…なにをどこまでしていたんだ…妄想が膨らみますね……
・けどベテルギウスって本当に残酷一辺倒だったのかな?そうではないよね…たとえばシリウスに想いを告げなかったのもプロポーズの現場にいったのも、つらいけどもシリウスの幸せを一番に願ってシリウスと白百合さんが幸せになるのを祈っていたから…と信じたいけど……「こんなことなら最初から何もなければよかったのに」がエゴから出た言葉だとは想いたくないけども…うん…?
・六話 昔のベテルギウスなら容赦なく切ってたんだろうなぁ…
★蘭丸は各キャラに本質を突いた言葉を的確に言う(泣いてるね心が、樹果はかわいい、焔はヒーロー、愛がなくても…て本当にそう思う?等)のにシリウスにだけはそういった言葉がない。シリウスの本質を突くような言葉を言わない。ベテル時代もしかり。何もなければよかったのにも、僕は君のことが…も、ベテルの一方的な言葉。シリウスが求める回答は一切していない。
→シリウスが節穴とはいえ、おそらくベテルからシリウスに好意をアプローチすることもしてこなかったと思われる。(てつえーさんは「憶測だけどシリは好意持たれてることにはうっすら気づいていたのでは?」と言っていたがあくまでもてつえーさんの解釈なのでそのあたりは監督からも演技指導入ってないと思われる)
★夭聖界をぶちこわした罪についてどう思っている?
→女王に本当か?と聞かれても答えないし認めない。肯定も否定もしないのが肯定、とも受け止められるけども。答えないままだと周囲の人間からすれば、蘭丸がそんなことするはずない、チルカがデタラメを言っているのでは?と思うのが筋ではないか。それはシリウスに罪をなすりつけてることになるのでは?でもあの場で答えたところで仲間たちの混乱を招くだけか…
→っていうか、仲間たちは夭聖界を滅ぼしたのは蘭丸だと知ってるのか?それともチルカがでたらめ言ってると思っている?うん???
★最初から何も無ければよかったのに
・ベテルは自分がシリウスと結ばれたいとは思っていなかった説。シリウスが愛する人と幸せになることを望んでいた説。「愛ってなんなんだ」=愛し合ってた2人がどうして幸せになれないんだ?
・ベテルが自分を貫いて壊したのは自分の心。記憶。名前。何もなければ…の「何も」は、シリウスへの恋心も、ベテルギウスという名前(と役割)も、
★最終話アイシテル
・これ蘭丸(ベテル)だけではなく白百合の想いも代弁したのでは?て勝手に思ってる。
・蘭丸と白百合はどうやって接触したのか?
→彼女の魂はまだ昇天できてない、なぜ?そもそも魂が昇天するとは?
・愛がなくても子はできるって本当にそう思う?
→この回答が私にはよくわからない。愛がなくてもそりゃやることやりゃ子はできるのは事実。そうやってできたのが寶自身。蘭丸はセックスには必ず愛が伴うと思っているのか?いや違うか!蘭丸は、寶だって愛のもとに生まれた子なんだよと言いたかったのか?
・ヘブンズ空間でチルに気づくのは必ず蘭丸
・3話 恋も、に反応する蘭丸
・4話 樹果の可愛い姿とそれに喜ぶけーちゃんの流れに反応して笑う蘭丸→
・7話 💧「クライアントに余計な感情を抱くから〜」のあと、🌿が「🔥あの子のこと好きなったの?」のときらんらんはうるうの顔をじっと見ている→うるうの深層心理を見抜いてる?、
・愛しているよベテルギウスは、シリウスが無意識下でベテルを支配するために昔から言っていたのでは?蘭丸が反応したのはこの言葉が記憶にひっかかったから?
★愛らん歌詞解釈
・貴女→クライアントだと思ってたけど、「貴方」ではなく「貴女」ということは女性に絞っている…白百合さん??たまたま作中は女性クライアントばかりだったけどクライアントなら男性だってありえるはず
・希望(ひかり)たれ 一縷でも → 愛憎SAGA 光を探し歩けば
・こんな俺の愛の詩(うた)よ 儚き響きに乗せ → ヤマモトゥさんが蘭丸は酔っ払ってめんどくさい感じに泣くってよく言うけどたしかにそれっぽい気もする