今、アイドル20年選手を応援することの『興』
NEWS 20TH ANNIVERSARY LIVE 2023 IN TOKYO DOME BEST HIT PARADE!!! 〜シングル全部やっちゃいます〜
楽しかったあああぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁああああ!!!
12月はこのライブのためだけに生きてきたと言っても過言ではない。それぐらいとても楽しみにしていた東京ドームライブは、期待を遥かに超越する楽しさでした!NEWSにしては珍しく、セトリのほとんどを事前に知らされていたけど、特に初日はイントロがかかるごとに大きな歓声が上がって、5万5千人の一体感を味わうことができました。
ライブ中は色んな感情が押し寄せてきたけど、ライブが終わった第一声が「楽しかった!」だったので、本当にお祭りと呼ぶにふさわしいライブだったと思います。
…とは言うものの実際涙があふれてしまうシーンも多々あり、というかしょっぱなからそうだった訳ですが(笑) 加藤さんが笑ってほしい、笑顔でいてほしいとよく口にされるので、こちらとしてもなるべく笑顔でいるように努めているのですが、いかんせんオタクという生き物は感情が高ぶると涙があふれてしまう性質なのでお許しいただきたい。決して悲しいから泣いているわけではないのです。感動しているんですよ。
まあ、そういった部分もまるっと含めて楽しかったということなんですが、感想ブログを書くにあたって少し考えまして。加藤さんのここが良かったとかここがかわいかったとかはすでに沢山の加藤担の皆様がポストしているので、今更私が書くことでもないと感じています。そこは長年加藤担をされている方々の言葉の方が伝わりやすいと思っていますし。過去のライブと比べて…みたいなことは出戻り新規の私の出る幕はありません。
じゃあ私に書けるブログって何だろうって考えたときにまず思い浮かんだのは、『他Gの20周年ライブと比べてどうだったか、何を感じたか』です。どちらが優れているとかそういうことではなく、周年ライブというくくりは同じなのにグループによって色が違うなっていうことを感じて、そこから見えてきた今のNEWSの良さもあったので、それを文字に起こしてみるのも面白いんじゃないかと。
そしてもう一つ。『20年のキャリアがあるアイドルを新たに応援し始めることの良さについて』です。自分の担当に対して「もっと早く好きになっておけばよかった…」なんて感情を抱くのはオタクあるあるだと思います。私もその一人です。私の友達には、こういった思いをしたくないからとジュニアのオタクをしている人もいます。でもちょっと待ってよって思うんです。今からでも遅くないよって。今には今の楽しさがあるよって。そういったことを伝えずにはいられないライブだったなって思います。
なので順番に書いていこうと思います。例によって長文ですがしばしお付き合いください。
『他Gの20周年ライブと比べてどうだったか、何を感じたか』
他Gといっても私が経験したことのある20周年ライブは嵐の『5×20』のみですので、それとの比較にすぎないのですが、嵐はNEWSの直属の先輩ということもあり、NEWSを観ている時に嵐イズムを感じることが間々ありますので、比較対象になりうるんではないかなと。
FC動画で増田さんが20周年に向けての話をしている時に「嵐の5×20みたいなさ 強いワード欲しいよね」というような発言をしていたり、雑誌で加藤さんが『俺は嵐を「アイドルだ」って目で見たことはなくて唯一無二のアーティスト集団って思ってるし、自分たちもそうなっていくべきだと思う。』と語っていたり。プライベートの交流だけでなく、同じアイドルとしてのつながりも感じずにはいられないんですよね。
繰り返しになりますが、どちらの方が優れているとかそういったことはなく、どちらも素晴らしいライブでした。そこだけは念頭に置いておいてください。
共通しているのは曲数の多さとシングルの占める割合の高さ。NEWSは47曲中40曲、嵐は41曲中34曲がシングルでした。NEWSはコンセプトがシングル全部やっちゃいますだし、嵐はベストアルバムをリリースしているので当然と言えばそうなんですが、20年という節目でシングルに重きを置く姿勢というのは共通しているなと感じました。NEWSはベストアルバムをリリースせず、オリジナルアルバムを引っさげてツアーをしていましたが、東京ドームではあえてツアーと全く別物を創り上げそれがシングル中心だったので、共通点としてカウントしました。
そしてシングルの中でも魅せる曲の多さ。嵐は5×20に限らずダンスで魅せることがライブの特徴の一つだと思っているのですが、NEWSも同じく結構な曲数をしっかり踊っていて正直驚きました。トロッコにのってファンサしながらサビだけのメドレー曲が多いかな~なんて想像をいい意味で裏切ってくれました。お祝い・お祭りのムードが出やすい周年ライブでしっかり魅せてくるところ、どちらもプロのアイドルでありアーティストでした。
特筆すべきはデビュー曲の位置づけだと思っています。どちらもライブ終盤、グループの歴史を感じる演出の後に披露されていました。嵐は歴代シングルのジャケ写で、NEWSは増田さんのデザインした衣装で、それぞれの歴史を表していました。わかりやすい形で過去を振り返った後に、原点であるデビュー曲を披露するのはやはり周年ライブならではですし、感慨深いものがあるなあと。嵐とNEWSはデビュー日が同じということもあって、デビュー曲の演出が似ていることに深層でのつながりを感じ、勝手に嬉しく思っていました。
他にもこまごましたところで共通点は感じているのですが、やはり先輩後輩とはいえ別グループなので異なる部分の方が多く、そこにグループの色があらわれていると思うのでそちらにシフトしていきたいと思います。
いやまずはNEWSのオープニングですよ。まさかの3人より先にファンが歌うことになるなんて想像もしてませんでした。NEWSはファンの歌声が好きだよな~っていつも思ってたんですが、さすがに好きが高じすぎてませんか?
いや嬉しかったですよ!もちろん。大事なオープニングを任せてもらえるなんてこんな光栄なことありません。後先考えずに最大限の声量で歌わせていただきました。
オープニングって一番輝かしい演出が施されると思っています、嵐がスワロフスキーをバックに登場したように。NEWSはファンの歌声と歓声に包まれることで一番輝くんだなということを実感させられました。ガイドボーカルと歌詞が出ただけで特に指示なくすぐ歌いだせるNEWS担だからこその演出だと思います。私はここでもう心わしづかみにされました。
で、いきなり抽象的かつ少々重い話になってしまいますが、嵐のライブからは過去や歴史を強く感じた一方、NEWSのライブからは未来を感じました。もちろん嵐からも未来は感じたし、NEWSの歴史も感じましたが、全体を通して感じた印象は前者なんですよね。
嵐から過去や歴史を感じたのは、形を変えることなく歩んできたからだと思います。形が変わっていないから、当たり前ですけど歌割も変わっていなくて、ジャケ写にも今と変わらない顔が並んでいる。“5”という形が変わっていないからこそ逆に個々の変化が際立っていて、若いころはやっぱりみんなシュッとしてるな~とか、CDの声よりちょっと大人っぽくなったなあとか。積み重ねてきた20年の歴史を感じずにはいられないんですよね。あとは『ハダシの未来』のスクリーン映像。2019年のマルチアングルで観ると、過去の沢山の映像の中心に今の5人がいて、個人的に1番歴史を感じた演出でした。長く続けてきたからこその演出、圧巻でした。
NEWSからも”3”を強く感じました。ソロ曲もなく、誰か一人が際立つような演出もなく、ずーっと3人でステージに立っているのがとても印象的でした。EXPOツアーで過去から現在へのつながりを感じられる演出が多かったからこそ、ドームでは3人の姿を強調していたのかななんて思いました。過去のシングルが中心なのにこんなにも未来を感じられるとは、胸がいっぱいだし圧巻でした。
NEWSから未来を感じたのは、形が変わってもなお歩みを止めず、むしろ攻めの姿勢が増しているからだと思います。久しぶりにライブで披露されたシングル曲は、歌割が大きく変わっていて。聴きなじみのある曲なのに初めて聴いたかのような感覚に陥ることもあって。でもどの曲からも共通して“進化”を感じました。変化を進化にするエネルギーがあるからこそ、NEWSから未来を感じることは必然だなと。
いや、だってあのサッカーソングメドレーを聴いたら加藤担ではなくともそう思いますよね???『壁こじあけてミラクル起こせ』も『We'll be one...』も『魂のブルー』も全部加藤さんのパートになってて、まだ序盤なのにすべてのエネルギーをここで使い切ってしまうんじゃないかと思うくらい全力で歌ってくれるんですよ。しかも加藤さんが歌いきるたびに大きな歓声まであがって。このフレーズを歌わないという選択肢も当然あったと思います。でもNEWSは、加藤さんはこのフレーズを歌ってくれた。NEWSまだまだいけるし、可能性に満ち溢れている!って感じずにはいられませんでした。周年ライブで新しい姿を見せてくれたことが私にとっては新鮮でした。
余談ですがMCでサッカーソングメドレーの話をしてる時に増田さんが「シゲの魂は青より赤って感じだもんね」(ニュアンスです)と話していて、EMMAで加藤さんの衣装を赤にした時と感覚が変わっていないんだなと思い、変化の中の不変を感じ泣きそうになりました。シゲマス𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬です。
話がちょっとそれますが私が加藤担として歌割的にグッときた箇所は『Love story』→『トップガン』→『フルスイング』です。印象的な大サビが全て加藤さんに引き継がれている曲を3曲も連続で聴けて、ここでも涙が止まらなくなりました。加藤さんの力強くも澄んだハイトーンボイスが堪能できて、加藤さんの歌唱力面での進化を感じられるセットリストだなあと。特にフルスイングをフルで歌ってくれたことが嬉しくて。EXPOでも披露していたし、同じ応援歌として分類される曲がシングルにもあるので、正直フルスイングは歌われないと思っていました。でもフルスイングが多くのファンに力をくれた曲であるということをNEWSもわかっていて、NEWSにとっても欠かせない曲だったから、数少ないセトリ入りしたカップリング曲になったのかなって。EXPOツアーでも涙なしでは聴けない曲でしたがドームももちろんそうでした。フルスイングからも未来を強く感じました。これからのNEWSも変わらず、今まで以上にフルスイングで突き進んでいくんだろうなって、そんな姿をずっと見ていたいなって想いながら聴いていました。
過去と未来の対比が一番わかりやすい形で表れているのが周年ソングだと思います。嵐の『5×20』とNEWSの『ROOOTS』は、本当にわかりやすく色が出ているなと。
ROOOTSについては以前もブログにしており、加藤さんパートについて約1万字の分量で語っておりますのでよければそちらを読んでください。
https://note.com/min___0711/n/n3d0b3f64a400
ROOOTSはやっぱり未来の曲だと思います。サビなんか特に。でも改めて歌詞を見返すと、増田さんパートが過去、小山さんパートが今、そして加藤さんパート、すなわちサビが未来のことを歌っているなと感じました。増田さんは過去の曲名や歌詞をたくさん引用していて、小山さんは今ステージ上に立つ自分がどう感じているかを素直に歌詞にしていて、加藤さんはNEWSのこれからの宣誓ともとれるようなフレーズを散りばめている。そんなバランスの取れた曲になっているなと。でもやっぱりサビが未来のことですし、ドームでは最後のサビを繰り返して歌っていたので、全体を通してみるとやっぱり未来の歌なんです。「ずっと歌える歌にしたい」とドキュメンタリーで加藤さんが語っていたことからも未来の歌であることがうかがえます。
一方5×20はこれぞ周年ソングといえる曲だと思います。5×10を想起させる歌詞やメロディー、『あの日』『あの瞬間』『過ぎ行く時の中』『揺れる船』『皆で見た景色』『嘘じゃない今まで』といった過去を懐かしむようなフレーズ、そして何度も繰り返される『ありがとう』という言葉。あたたかくてキラキラした嵐そのものみたいな歌だと思っています。
リリース当時高校1年生だった私は、この曲を聴いていて過去の歌だと感じてはいませんでした。多分そんなに深く考えながら聴いていなかったからなんですけど。でも今聴き返すと、『数え切れぬ夢たち叶った』とか『あしたを見続けてきた。』とか『次は何しようか 気にしないでいいか』とか、過去形の言葉選びがされていることに胸がきゅっとなってしまいます。特に『僕たちからの沢山の愛を 何度何度も伝えていたいの 共に未来を 見つめていたいの 揺れる船に響く近いよ』の部分は、伝えていくよ、見つめていくよって言いきってくれないことに、寂しさを覚えてしまったというか。活動休止が決まっているけど発表はまだっていう状態で、嵐なりの誠意の示し方なのかなって今は思います。
『5×10』では『これからもありがとう』と歌ってくれたのに、やっぱり寂しいなって。今について言及された箇所はあっても未来については触れられていない。どんな気持ちで51回もこの曲を歌ったんだろうって考えても仕方のないことばかり考えてしまいます。
ライブでの位置づけも異なっていて、ROOOTSは中盤に組み込まれている一方、5×20はメンバーの挨拶に続く形で本編ラストに披露されていました。
ROOOTSを中盤に持ってくることからも、NEWSは20周年を通過点ととらえているんだろうなと感じました。NEWSは存続の危機が何度もあったグループだし、加藤さんは4人から3人になるときに解散もよぎったと話していたので、続くことが当たり前ではないということを何度も実感してきたグループだと思います。そんなNEWSが20周年という節目を通過点に設定したことは、未来の示唆のように感じていて。当たり前なんてないし永遠なんてないって分かっているけど、でもNEWSが続いていくことは当たり前のことだと思えたし、永遠を願わずにはいられなかった。そんなライブにしてくれて、とても救われました。続けていきたいと口にしてくれることももちろん嬉しいけれど、演出やセットリストからもその気持ちが伝わってきました。
特効の演出も本当にカッコよくて、NEWSにしか出せない覇気を感じたし、C&Rのおかげで一体感もあって、唯一無二の周年ソングになったなあとしみじみ思っていました。2日ともROOOTSで涙が止まらなかった私ですが(加藤さん作詞パートが好きすぎるがゆえ)この曲は野外とかでも映えそうだなって思ったので、あの、まあ、つまりは野外フェス呼んでください。NEWSいつでもいけますんで!(誰?)
また脱線してしまったんで話を嵐に移したいと思います(笑)
メンバー5人がそれぞれ、思い思いにライブの感想や20年の思い出を振り返った後で、共に20年を歩んでくれたファンに“届けたい”想いを詞にしたという5×20を披露するのは、周年ライブとしてこの上なく綺麗な演出だと思います。この演出が出来るのは、5×20の左側、5という数字を守って進んできたからこそ。
このブログを書くにあたって2018と2019の5×20を見返したんですが、挨拶→5×20の流れは感情を押し殺さないと明日からの生活に支障が出てしまうくらい苦しくて仕方ありませんでした。特に2019年の櫻井さんと松本さんの言葉を改めて聞き返して、こんなにも力強い言葉で伝えてくれていたのに、ついていけなかった自分が、なんでしょう情けないというか、後悔はしてませんが…嵐の見せたいと思ってくれていた世界を受け入れられなかった自分って未熟だったんだなって思いました。今見るととてもかっこいいから。5という数字を守り続けるだけではなく、“and you”という詞に込められているように、ファンすら1人も置いていかないという姿勢。嵐が20年かけて到達した答えのような世界進出だったのに。出会った時から超国民的アイドルで、雲の上の上の存在だったのに、テレビでみる5人は親しみやすい近所のお兄ちゃん集団みたいな心の距離の近さがあって。歌って踊る姿は間違いなくスーパーアイドルなのに、どこか親近感を覚える瞬間もあって。でも全編英語詞を歌う嵐は知らない異国のアーティストみたいで。私の好きな嵐と嵐のなりたい嵐は違ったんだって思ってしまった瞬間がありました。嵐の心はいつだってファンの傍にあったのに。離れていったのは自分の方だったって今ようやく気がついて、涙が止まらなくなりました。
少々自分語りが長くなりましたが、ここまで力強い言葉で未来の話をした後に、今までの感謝を伝える曲を披露するという流れはあまりに美しく、挨拶もセットリスト・演出の一部なんだろうなと感じました。挨拶と5×20はお互いの足りない所を補い合っているように見えました。でも、嵐の語る未来は、“期限付きの未来”にすぎないので、やっぱり寂しいなあって思ってしまいます。
NEWSのラストの演出は、挨拶がわりにビデオメッセージでした。そこで語られたのはメンバーへの想い。20年の歴史を振り返りながら、思い思いに語っていましたね。
加藤さん、非常にキザでした。お手紙というチョイスから完璧に加藤シゲアキでした。笑いも交えながら、ゆっくりと、一言も零さないように2人への想いを口にしていましたね。増田さんには「衣装もいつも素敵なものを本当に、本当にありがとう。」と言っていましたね。バラエティでは重いとか暑いとかよく言っていますが、感謝とリスペクトの気持ちが奥底にあって、でもその本音はファンの前だけで、お手紙という形で伝えているのが不器用な加藤さんらしいな、なんて思っていました。小山さんには「お腹が痛くなるくらい笑い合える」と言っていましたね。20周年のFC動画を見返して、ラマのモノマネをする小山さんを見ながら大笑いしている加藤さんを見て、あぁ表でも裏でもこんな風に笑いあっていて、そういう何気ないことを幸せに感じて、大切に覚えている人なんだなって思いました。
ここまででもう充分胸いっぱいだったんですが、最後がね…
「一緒にいることを諦めないでくれてありがとう。」
絶妙な言葉選びなんですよね。一緒にいてくれてありがとうじゃなくて“諦めないで”いてくれてなんですよね。4人で最後だと思っていた加藤さんにとって、彼の脱退が決まった時、NEWSを続けるかどうかを悩んだからこその言葉選びだととれて。加藤さんの中でNEWSでいることを諦めようとした瞬間があったけど、二人の気持ちがそれを繋ぎ止めてくれて。ありがとうと伝えているということは、加藤さんは今3人でNEWSでいられて幸せなんだろうな、だからこその感謝なんだろうな。私からも二人にありがとうって言いたいし加藤さんにも言いたいよ。
NEWS大好きBIGLOVE Forever
どうかどうかどうかもう誰もNEWSを諦めないといけないのかなって思うような出来事が降りかかりませんように。おじさんになってもおじいさんになっても3人肩のぶつかる距離で横並びでいてください。オタクのエゴ爆発ですみません。でもNEWSがNEWSでいたいと思ってくれている間はその姿を見せ続けてほしい。
NEWSよ永遠であれ。
この時点で気持ち悪いくらいのポエムを量産しながらぼったぼたに泣いてるのに、最後の曲が『劇伴』なんてズルすぎる。NEWSもキザだったわ。シングル全部やってみ~んな懐かしい気持ちになって、ビデオメッセージでそこら中すすり泣いてて、20年の歩みを振りかえってきて、最後に打ち出したのが
『僕らきっと明日への途中』
『どんな名シーンが君を待つだろう』
ってメッセージなのほんっっっとうにやってくれたなNEWSは!
劇伴は全編を通してまさしくNEWSって曲ですし、20年で巻き起こった様々なことをすべて抱えて強くなったNEWSが歌うからこその説得力がある曲で。EXPOツアーでもラストに歌われていましたが、そのときよりもさらに力強さが増していたように感じました。ツアーでもドームでも劇伴をラストにもってきたということは、劇伴ってNEWS20周年の裏テーマソングだったんだろうなと。(私的テーマソングはDifferent Livesです)
NEWSの未来は名シーン確定です!
泣きながら胸の中はあったかくなっていました。
現状先のことは本当にわからないけど、NEWSなら永遠を現実にしてくれるんじゃないかなって思える演出でした。何回もくどいと思いますが未来を感じられる最高のライブでした!
20年って生まれたての赤ん坊が一人前の大人になるまでにかかる時間で、その歴史をどう振り返るのかに、グループの特色が良く表れていてとても興味深いなと改めて思いました。嵐とNEWSどちらも素敵で、私は20年間ずっと応援してきたわけではありませんが、この節目をリアルタイムでお祝いできたことは心のお守りです。
嵐は歴史を強く感じて、NEWSは未来を強く感じたライブでした。
一旦これを結論として次に行きます。そうでもしないと一生書き続けてしまうので。
『20年のキャリアがあるアイドルを新たに応援し始めることの良さについて』
NEWSが好きですっていうとたいていの返答が「なんでNEWS?もっと年代が近くて勢いのいい若手がいるじゃん?」なんですよ。これNEWS担あるあるじゃないですか?
言いたいことはよくわかります。NEWSは世間一般から見たら王道アイドルではないですし。成長する過程が見たいとかそれを応援したいっていうなら、確かにNEWSは対象から外れるかもしれません。
でもね
NEWSって進化し続けているんですよ
成長と進化って何が違うん?って言われたら、私なりの答えは
新しい武器を手に入れることが成長
持っている武器を磨くのが進化
になります。
できなかったこと、やったことがないことができるようになるっていう成長は確かにわかりやすいし応援のしがいがあると思います。もちろんNEWSにもそれを感じることはありますが、それ以上に今持っている武器を着実に磨いている姿を見る場面の方が多いです。歌唱面で言えば、増田さんはロングトーンを、加藤さんは高音を、小山さんは低音を磨いています。東京ドームでは増田さんのロングトーンが響き渡っていたし、たくさんの高音パートが加藤さんに引き継がれていたし、小山さんの低音は安定感を増していました。キャリアに驕ることなく高みを目指すその姿勢を見たら、応援せずにはいられないし、私も頑張らなきゃなって思えるんです。そうやって驚きと感動と頑張る理由をくれるんです。
ね?良くないですか?
なに?
アイドルはかわいさが大事だろって?
NEWSくんかわいいの供給怠りません!
もうアラフォーなのに~って言いながらちゃんとかわいいことしてくれます。
『チェリッシュ』って曲のサビではメンバーの肩つんつんするし、だだっ広い東京ドームでみちみちに肩寄せ合いながら『Happy Birthday』歌ってるし、金剛山の上でオタク置き去りにしながら三人でおてて振り合ってるし
加藤シゲアキはMC中ずっと口の端にクリームつけてるし!!!
二階スタンドからもばっちり見てましたからね???クリームついてるって悶えてましたよ。無意識でやってるのあざとすぎる心配になる。
もういい大人ですから、プライベートでもずっと一緒とか、べたべたひっつくとかはしませんが、3人の世界できゃっきゃしてる姿愛おしすぎてメロメロになれますよ。
ケーキ手でわしづかみにしてメンバーの口に手ごと突っ込んで食べさせてるんですよ?かわいくないですか?かわいいでしょ!!!
アラフォーなのにかわいいってえぐいです。国が保護したほうが良い。アラフォーのかわいいからしか得られない養分があります。わざとらしすぎない絶妙なラインを攻めてきてくれるの天才なんですよ。ほっこりする、安心できる、そんなかわいさなんですよ。
あと最後のメッセージで増田さんが「NEWSもシゲも小山も大好きだよ。」って言っていたのを聞いておったまげました。こんなストレートな愛情表現をしてくれるなんて。だって“大好き”ですよ!?私だったら恥ずかしくてぜっっったい言えないようなこと最後にサラッと言う37歳アイドルは本物です。悶えました。
ありがとう、大好きって教えてくれて。知ってた!
ずっとアイドルでいてくれる保証なんてどこにもなくて、いつ目の前からいなくなってしまうかわからない儚さを時として感じることもありますが、3人なりの言葉や態度で“永遠”を信じさせてくれる所もとても良いんです。東京ドームでも強く感じました。
「俺たちがNEWSだ!!!」と、ドームで高らかに宣誓する加藤さん。「今までのNEWSも大好きだし、否定はしません。だからNEWS3人でその歴史を塗り替えていくんじゃなくて、アップデートしていきたいなと思います。」と語ってくれるリーダー小山さん。「これからもずっと一緒に歌っていこうね。」と、NEWSで歌い続けることに拘る増田さん。
20年前のデビューした時からずっと応援していられたら良かったなって思うこともありますが、いつ何が起こるかわからないこの世界で、当たり前じゃない20周年の瞬間を共に迎えることができて本当に嬉しかったです。20周年のタイミングでファンになって、心の底からのおめでとうとありがとうを伝えられたのは、ラッキーだったなって思います。
色々ごちゃごちゃ書きましたが、ファン歴半年ぐらいのオタクが1万字を超える感想を書けるんですよ?NEWS応援するの楽しそうじゃないですか?ちょっとでもNEWSに興味もってくれる人が増えたら嬉しいな〜なんて思ってます。
長くなりましたがここまでお読み頂きありがとうございます。本当は去年書きあげたかったのですが、直木賞候補作を読むのに追われるなどしている間に、もう1月も後半に差し掛かってしまいました。
河﨑秋子さん、万城目学さん直木賞受賞おめでとうございます!そして加藤さんお疲れ様でした!ドキドキの時間を共有できて嬉しかったです。いつだってファンのことを気遣ってくれて本当にありがとうございます。もう次を見ている逞しいあなたの背中をこれからも応援しています。
ドームの感想ブログのはずが最後は直木賞の話になってしまいましたがこれにておしまいです!
2023年の最後に楽しいライブをありがとうございました!!!
2024年もNEWSの大活躍を期待しています!!!
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