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2025年2月16日 7 MEN 侍と私 走り書き
このタイトルを打って、2019年1月27日、というタイトルで同じような文章を書いたことを思い出しました。あの日、あの嵐の活動休止発表から、もう6年ぐらい経つんだなあ。相変わらず私は、この事務所のアイドルに夢中にさせられ続けていることにびっくりです。
リビングでうだうだしながら、母にタイプロとジュニアについて持論を垂れ流していた19時すぎ。ふとスマホに目をやると、これまで何度も目にしてきた、でも今だけは絶対に来ないでほしいと願っていた、「大切なお知らせ」と題されたメールを見つけました。送信元は、ジュニア情報局。この文言だけは、やっぱり何度見ても慣れません。鼓動が早くなる。手が震えて、情報局ではなくSixTONESの会員番号を高速で打ち込んでしまうなどしました。
とうとう終わった、と思いました。
しかも、この前ツイッターで見かけたリークと、tirtirの広告、そのまんまやんけ。
スマホを放り投げて、天を仰ぎました。
泣きたいのに、泣けなかった。解体解体とあれだけ騒がれていたから全く突然のことではなかったし、メンバー分けだってリーク通りだったし、グループごとのありきたりなコメントからは何も感じ取れないし。大好きな7 MEN 侍が無くなることが正式に決まったのに、泣きたいぐらい悲しいはずなのに、泣けなかった。何も考えられなかった。事実を認識して真っ先に頭に浮かんだのが「グループ名読めないしダサすぎるだろ」だったので、この状況を受け入れたくない自分が無意識に思考を拒絶していたんだと思う。ちなみにグループ名がダサいことに関しては絶対慣れるだろうから問題はないんだけど。いやでも、それ以前にグループ編成に問題大アリだから(怒)
動画見よう、と開いたら30分超えで、今全部見るのは無理だ、と思って、グループ全員で話している場面と、とりあえず猪狩くんのソロコメントの場面だけ見ました。こういうときに一番果敢に本音を話していてくれそうなのは猪狩くんだと勝手なイメージで思ったので。
でもやっぱり何も分かりませんでした。この動画を撮影したときはまだグループ名決まってなかったのかなあ、って思ったぐらいで。(誰もグループ名を口にしていなかった。)
そのあとは、怒りながら、悲しみながら、放心状態になるというなんとも混雑した精神状態で、失ったものをひたすら数えていました。
金曜日にあがる動画。その金曜日以外の週6回のブログ。7 MEN 侍の来年の10月31日のスケジュール空けといてください!って言っていたマウピフェス。去年私の大好きな舞台になったMASSARA。生首ヘアクリップを着けて行くライブ。トリックスの広告。サムダマ、B4N4N4、アスパラベーコン、さよならまたねもうちょっと。
もう、本当に全部なくなっちゃうんだ、と呆然としていました。
一番悲しかったのは、この中に(おそらく)「大光のドラム」が並ぶこと。
私は矢花担だけど、ドラムとドラマーが大好きで、リズム感がある人が大好きで。大光が叩く気持ちいいリズムと音圧のあのドラムが大好きで。でもあのグループ編成を見る限り、バンド活動はしないだろうな、と思いました。もう一つのダンスという武器を存分に振り回していくんだろうけど、ドラムっていう大きすぎる武器を手放す(かもしれない)ことが本当に、悲しい。両方の武器を両手でぶん回してる大光が、それができる環境だった7 MEN 侍が、大好きだったなあ。大光のドラムと、矢花くんのベース。この2人のリズム隊ががっしりと支えている7 MEN 侍のバンドサウンドが、大好きでした。
大好き、を過去形にしなければいけないのがいちいち悲しいね。
21時前ぐらいに、新体制のグループ名義で全員のブログが更新されていることに気づきました。
真っ先に、一番好きな人である、矢花くんのブログを読みました。
節目節目で長々と解説ブログを書いてくれる、そしていつも私たちの考えも動きも怖いくらい把握している矢花くんにしてはずいぶんあっさりした文章で、この一連の変化に対してどういうことを考えていたのかが、全く書いてありませんでした。書きたくなかった、のかな。まだまとまっていない、言えない感情があるのかな、なんて思ってしまったりしました。この飄々とした感じは矢花くんっぽいっちゃぽいけど、期間限定ユニットのお知らせかなんかか!?って思うぐらい、あっさりすぎて。矢花くんはどう思ってるかな。いつも通り考察してほしかったりするのかな。でも本当のところはこんなペーペーのファンに分かるはずもないし、今はこのここにある言葉だけを受け入れたい、と私は思いました。
そこから、7 MEN 侍の5人のメンバーのブログを読みました。
こんぴーとりんねはもう前を向いているんだな、っていう印象。
大光と克樹は、後ろにいるファンに最大限寄り添おうとしてくれてるな、っていう印象。今までの7 MEN 侍としてのことと、それを応援してきたファンを全部抱きしめながらこれからもやっていく、という決意表明に見えました。同じ立場でも考えること、表現の仕方も違うよね、って改めて感じました。
そして嶺亜くんのブログ。
読み始めてすぐ、いつもの文体じゃない違和感のある文章に、外向けの中村嶺亜を感じました。
「痺愛」宛ての文章になった途端、いつもと変わらない嶺亜くんからの、「アナタ」に向けた真っ直ぐな言葉に、涙があふれて止まりませんでした。
嶺亜くん自身の、7 MEN 侍への未練。
こんなこと言うのはあれかもしれないけど、悔しいのは私だけじゃなかったんだ、って、すごく救われました。こういう状況になっても、こんなにも7 MEN 侍への素直な想いを語ってくれるんだ、語ってもいいんだ、って。いつも通りの、そしていつもの何倍もの痺愛への愛を伝えてくれるんだ、って。皆さんの立場なら絶対に受け入れられないから、今は離れてもいいし、いつ戻ってきてもいい、って言ってくれる嶺亜くんの本心からの優しさが大好きで、だから、こんな嶺亜くんがいるから7 MEN 侍が大好きだったんだなあって思って、また涙が止まらなくなって。
私は、この人が好きだったからこのグループを好きになった、というわけではなく、7 MEN 侍、というグループだから好きになりました。
7 MEN 侍だから、中村嶺亜を、菅田琳寧を、本髙克樹を、今野大輝を、佐々木大光を、そして矢花黎を、好きになりました。きっと7 MEN 侍でなかったら、この6人のことは好きになっていません。だから、「7 MEN 侍」が無くなった今、これからも6人を好きでいるままなのか、好きじゃなくなるのか、分かりません。でも、もし離れてしまったとしても、罪悪感を抱く必要もないし、いつ戻ってきてもいい、その時がきたら二度とアナタを離さない、って言ってくれた嶺亜くん。こんなにも優しくて、強くて、愛に満ちたアイドルを好きになれたから、7 MEN 侍には感謝しなきゃね。
こうやって文章を書いているとすぐ前を向こうとしてしまうけど、本当はまだ全然絶望の最中。
何事も続かない私が唯一ずっと好きでいられているのが、この事務所のアイドルです。
嵐を好きになって、SixTONESを好きになって、そして、7 MEN 侍を好きになって。人生の楽しみだし、もう生活の一部でした。受け入れられないから少し離れる、って言ったって、私はこの人たちのライブを、舞台を、テレビを、Youtubeを楽しみに日々を乗り越えてきたわけで。「趣味」「生きる意味」が、ごっそり無くなって、どうやって人生を彩ればいいんだろう。別に事務所辞めたわけじゃないんだからさ!って言われそうだけど、さっきも書いたように私は、「7 MEN 侍」だから好きだったわけで。
7 MEN 侍を好きになったことを、後悔していないと言ったら嘘になります。
失ってこんなに苦しむなら、初めから肩入れしなきゃよかった。
今は、そう思ってしまいます。
でも、そう思わせないと、みんなが言ってくれています。
他でもない、私が好きになった人たちが。
だから、信じるしかありません。
今は笑えないし、胸の中には絶望しかないし、ふとした瞬間に失ったものを数えてしまうけど、痺愛になってよかった、って思える日が、絶対に、来る、はず。その日まで、自分の気持ちに正直に、いろいろな場所を行ったり来たりしながら、光が無くなった日々を過ごしていこうかと思います。
まずは、新しい趣味探してみようと思う。
泣きながら。