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右膝をやってしまった。 経過観察22日目
今日は実家で留守番です。ロビンの世話のためです。
母は姉妹のいる九州地方へ。父はゴルフへ行ってるので留守番です。
散歩へ連れてく人がいないので僕が行きます。ご飯をあげる人がいないので僕があげます。
この子は僕と散歩に行くときは絶対に床に這いつくばって抵抗してきます。
「散歩いこう!」みたいな犬のアクションを一切しないので必ず抱っこしながら家を出ます。かわいいです。
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膝の様子です。
僕の実家は4階建てなのですが、リビングが3階にあって階段もそこそこ急なので先週くらいまでは昇り降り時に痛みが走って本当に大変でした。
今はある程度急な階段でも通常の昇り降りが出来るまでに回復しています。
それが嬉しくて頭の中で膝と会話しながら過ごしています。
なんだか本当に半年くらいで治りそうな気がしているんです。
この1週間のリハビリがもの凄く重要になるのでまた明日から頑張ります。
経過観察といっても本当に書くことが少なくなってきました。笑
他の事は書けること山ほどあるけども。笑
入院するまでの1週間はどうなることやら。
ロビン。
彼は日常でほとんど吠えることはありません。
ご飯をねだる時とドアを開けて欲しい時にたまーに吠えるくらいです。
目が見えていないので前が見えていません。散歩の時に電信柱やミラーポールに頭をぶつけてしまうのでリードをコントロールします。もし当たっても痛いそぶりを見せずにそのまま歩いていきます。
僕が動画を撮っていても気づかずに通り過ぎていきます。僕に全く興味を持ちません。
https://www.instagram.com/p/CZku0HolJDs/
![](https://assets.st-note.com/img/1650175914905-pPPi9uzFnB.png)
家ではずっと寝てます。犬がはしゃぐであろうボールはおろか、ほねっこのようなおしゃぶりさえ必要ないようです。
ソファを人間同様に使います。唯一いびきをかいたり仰向けで寝るあたりが他の犬と一緒かもしれません。
この子は安息の地でずっと静かに暮らすという契約をどこかで交わしたのではないでしょうか。
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おじいちゃんである父
ふるさと納税の「国産牛モツ」が届いたので、久々に実家にいるのでゴルフ帰りの父と一緒に夕飯を食べました。(正確には空腹に我慢できずに僕は先に食べてしまいました)
帰ってくるなり父が
「この前もあったんだけどさ、マイボトルに内蓋するの忘れてセカンドバグの中ビチャビチャになっちゃったよ。もうホントボケちゃって嫌になっちゃうよな。笑」なんて言ってきたので、僕は苦笑しか出来なかったのですが。まだ自分がボケてきたなと認識出来てるウチの父はまだマシなのだろうと思います。
それでも既に70歳を越えているので、まごうことなきおじいちゃんです。
好きなことをやること
僕は積極的に家事をやる方だと思っているのですが、それには父の生き様が反面教師になっています。
父は家事を全くやりません。というかやれません。やる気もそんなに無いですし自分で出来ないと言い切っています。
それに対して母はなんとも思っていません。それがウチの両親のあるべき姿であり絶妙なバランスだからです。
もし1週間、母が家に居ないなんてことになったら父は間違いなくインスタントとジャンクフードで献立を埋め尽くすはずです。有酸素運動もほとんどしないのでお腹も出ています。
僕はそんな姿を見せてくれることに対して物凄く感謝しているんです。
そういった僕とほぼ真逆の生活を送ってくれているおかげで、ああはなりたくない、ならないようにしよう。と思えるからです。
おかげで父は怪我もするし痛いとこも多かったり病院に行くこともあるし糖尿病も発症しているけど、なんだか毎日楽しそうです。
いつか父が言った
「俺は週末のゴルフを楽しむために仕事してんだ。」
僕はこれが忘れられません。
実はこの考え方はアメリカ人の特徴と類似しているからです。
「仕事を頑張るのは当然。それは週末の趣味や家族との時間を楽しみにしているからだ。」
多くのアメリカ人はこう思っているそうです。
自分が好きなことをやる。その環境を自分で創るっていうのは人生において幸福度を何倍にもしてくれてるのでしょう。
背中
例えば仕事や他のことでのストレスが原因で父がジャンクフードの暴飲暴食をしてるのならば僕は全力で止めます。ですが、今の父の過ごし方を見ると僕から何か言う事は無いです。凄く精神的に穏やかな生活をする父の背中を見ていると、このご時世からして見れば「良い過ごし方」をしていると思います。
家事などを全くやらない僕とは真逆の理想の姿と、やることはやって好きなことを我慢をすることなくやりながら生きている姿を併せ持つ父のことはとても尊敬しています。
そんな父も長くはない
彼が大病を患っているという意味ではありません。
年齢的にも、可能性としてはあと数十年という意味で長くはない。という意味です。
膝のケガする前日のこと。僕と相方の様々なお祝い事を兼ねて都内で食事をしたんです。駅前で集合だったのですが、外の明るいところで見る父の佇まいを見て思わず「あ、本当に老いたな。」と感じてしまいました。
いや、”しまいました”という表現はむしろ普通なんだ。そうじゃなきゃ恐ろしいことですもんね。
僕も母も間違いなく老いていってるのですが、父には勝てません。
やはりこれからは父に僕の生き様を見せていくことでしか親孝行出来ないんだと感じました。
34歳
なぜ犬の話から突然に父のことを書いているのかというと、僕が今日で34歳の誕生日を迎えたことが一つの理由です。
何度もnoteで書いてきたのですが、僕は両親や周囲の人たちのおかげでこれまで好きなことをたくさんやってこれたので、もちろん大好きなサッカーはやりつつお世話になった人たちへ恩返しと社会貢献はやらなきゃいけないのです。「好きなことを続けてきた、やってきた」が、結果的に「周りへの感謝と貢献」に繋がるのがベストではあります。
ここからの期間はその土台作りとして一日も無駄に出来ないので、その初心をここに記録するために書いておくことにしました。
また今日から最高に楽しい1年になるわけですが、楽しみながら一人の人間として成長して、周りに評価していただくことが最高のポートフォリオになるはず。
これからも犬と母と父の背中を見て、人生を学んでいきたいと思います。
ひとつよしなに。
株式会社美好所属
市川SC所属
みのってぃ。