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右膝をやってしまった。 経過観察20日目

これは一昨年の12月にマルタから帰国中の飛行機内から撮影したものです。どの時間帯なのか全く覚えてなくて、この明るさからすると間違いなく太陽ではあるはず。だけどこんなに青白い色をしたのを見たことが無かったので思わず撮影しました。どういった現象でこうなるんだろうか。

で、このあとに⇩

紫色に変色


からの⇩

ステキな色だ。

僕の好きな赤色になってくれました。
こういった神秘的現象を生で見られるのも海外へ行かないと経験出来ないモノの一つです。


病院へ行ってきました。
今日は書きたいことが山ほどあるのでまたまたまた長文になると思いますのでお付き合いください。


ドキっとした

改めて先生とMRIを見ながらの再診。

「・・・うーーん、みのってぃさん。念のため後十字靭帯のストレスチェックもしておきましょか。」

はい?
もしかして後十字靭帯もやってます?

言われるがままに、レントゲン室へ直行。
レントゲン室でストレスチェックなんて聞いたことなかったけど不思議な体験でした。X線技師に膝を前後に引っ張ってもらいながら膝の緩みを確かめる型をとって、レントゲン撮影。こんなのもあるんだ。

いやーしかしなあ、さすがに後十字も損傷してたら現役考えないとなあ。
なんて平静を装いながら、内心ドキドキしました。
MRIを見る限り断裂の様子は見られなかったし、、たのむ、、、
結果、少しダメージは見受けられるけど手術するまでもないと。
後十字靭帯の手術は免れました。

よしよし。

というわけで結果こうなりました。

あなたの病名及び病状


「右膝前十字靭帯損傷、外側半月板損傷。」

なんと!半月板損傷が仲間に加わった!


はい。MRIを見ながら説明受けまして、どうやら半月板も縫合手術が必要なようで。まあなーそりゃあり得ないくらい痛かったからそんくらいは可能性あったよなー。

というわけで手術は「靭帯の再建手術」と「半月板縫合術」の二本立てで行わることになりました。

そして、、、⇩

記入しなきゃいけないのが5枚くらい、読まなきゃいけないのが5枚くらい

手術と入院についての書類だけで、こんな数を渡されました。(約10枚)
コロナウイルスの影響もあってまだまだ規制がかかっています。
マスクは不織布でお願いします。とか、まだそんなことやってんのかよと思いましたが、そこは踏みとどまりました。


全力で走れる時に走りたいのです

当初、再建手術は膝蓋腱 (膝の前面のにある腱)の移植でしたが、変更しました。ハムストリング腱(モモウラの一部)にします。
理由は、ここ数年では膝蓋腱よりもハム腱の移植が多い傾向があること。そして特徴ですね。

膝蓋腱移植の場合
膝の前面に痛みが出てくる。再断裂率は3%。

ハム腱移植の場合
ハムをかなり鍛えないといけないが膝の前面に痛みはほぼ無い、再断裂率は5%。

そして僕の競技活動年数ですね。
この怪我で間違いなく選手寿命は縮みました。10代や20代前半でリハビリするのとではわけが違います。
ですがもちろんなるべく長く続けるために鬼のリハビリをしますし、復帰試合では余裕でプレー出来るまでに仕上げます。
この怪我のせいで本気で走りながら続けれるのもあと25年くらいかと思っていたのが20年くらいに減ってしまった気がするので。
そう考えたら膝に痛み抱えながらプレーするのは正直嫌だなって思ったんです。それなら痛みが出にくい方で復帰して、全力で走れるところまで走りたい。


15時から19時45分まで

再診→レントゲン→再々診と手術方法の選択、説明。
母親に車で送ってもらいましたが、どうやら長引きそうなので先に帰ってもらい僕はバスで帰りました。僕もオカンも正直、再診して手術と入院の説明をしてもらったら帰れると思っていたのが間違いでした。

本当に長丁場。手術前の問診票や検査がとにかく多いんです。
再々診を終えてから、尿検査と採血。
「今まで採血の時に何か問題あったことありますかー?」と聞かれ、オーストラリアで採血した時に気絶した経験を正直に伝えたら仰向けになりながら採血することに。笑 なんとも恥かしいので断ったのだが、座ったまま気絶されても困るからって笑われながらベッドに寝かせられました。。笑

それからなぜかまた膝のレントゲンを正面から撮りました(多分手術前に必要なのだろう)。

そのあとは問診票の記入、手術過程の詳細、入院前の説明などなど

それら全て終えて、さあリハビリ!と思いきや、今度はリハビリセンターで膝の可動域のチェック、膝回りの筋肉量の検査がありました。
そこまでやってやっとリハビリです。

15時に受付して全部終わったのが19時45分でした。

手術前ってこんな感じなのか。。。
やっぱり手術するのって大変なことなんだなと認識しました。


なんでも聞いた方がいい

初めて手術ってなった人は驚くスケジュールなんじゃないか。
診察の時には「これから手術前の検査や問診があります。」なんて言ってくれないし、検査が始まって初めて看護師さんに「このあと、お時間大丈夫ですか?」って聞かれますので、もし初めて手術することが決まっていて、「この日は手術前の説明がありますので」っていうが決まっている人は、1日明けておいた方がいいです。

リハビリ前の話。
まずトレーナーさんから「こういった形の計測をするので、このウォームアップをしましょう」っていう過程が無かったので、計測の時に肉離れしそうでした。笑
筋力チェックの前にレッグプレス(仰向けに近い姿勢)で足漕ぎをするような形でウォームアップ。それからレッグ・カール(少し角度を上向きの姿勢を取って、深く座り、膝を曲げた状態から極限まで伸ばしてモモ前を鍛える方法)で大腿の筋力計測をしました。
このレッグ・カールというのは大腿部を意識的に使ってやるトレーニングなので、しっかりウォームアップしないとバチっといってしまうんですね。

以上のことから、もし自分が「ん?」って感じたことはちゃんと質問した方がいいです。

このあと何がありますか?
どれくらい時間かかりそうですか?
どういう流れになりますか? など 聞いてみてください。


なるほど。


リハビリ時の話。まず膝の状態を見てもらってからリハビリへ。
その間にいろんな話をさせてもらったのですが、まず
「もうあんまり膝に水は溜まってないですよ。」これに驚きました。
僕が膝が上手く曲げられないのは、水がまだ溜まってることが原因だと思っていたのですがそれは間違いで、「ずっと膝を曲げてなかったのが原因で膝回りの脂肪が固まってるんです。なのでこれを解していかないと曲がっていかないです。」だそうです。

なるほど。

やはり素人で判断しない方が良いですね。
明日からまた更にリハビリの量と種類を増やすことにします。笑


ちなみに


・手術前の入院日が4月24日
・手術が翌日の25日~入院期間
・それから5月1日に退院

の予定です。
面会は無しで玄関口で少し話すとかになりそうです。
全身麻酔の手術、入院生活。わくわくしてます。

おたのしみに。


ひとつよしなに。


株式会社美好所属
市川SC所属


みのってい。

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