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旅しながら働ける職種「個人投資家」

この記事は、

旅ブログ「フォドレな旅(https://phodre-journey.hiromi.blog)」の

サブ ブログとして掲載しています。

1. 初めに

 旅しながら働ける職種の1つに「個人投資家」があります。

その中で特に旅をしながら働くのに相性がいいのが「Fire」を実現した投資家です。

Fireとは、

株式や債券、投資信託などで行う資産運用の運用利益で生活している

経済的自立を果たした人のことです。

この記事では、旅をしながら働く「個人投資家」を目指そうかなと悩んでいる方へ、

どうやって旅ができる個人投資家になっていくのかという

簡単な流れを紹介しています。

この記事で、あなたが個人投資家をより身近に感じていただければ嬉しいです。

ぜひ、個人投資家になって、

日本一周・全世界一周旅をしてみてくださいね。

この記事を書いている著者


2. 個人投資家とは

1. 個人投資家とは?

 個人投資家とは、

広義で「投資家の1人(1個人)として、金融資産や証券に金銭的投資をして、運用利益を獲得している人」のことです。

その反対の言葉では、

機関投資家「会社や年金機構が個人投資家から投資を受けて(お金を預かり)、代わりに資産運用する法人」があります。

要するに、個人投資家とは、会社などの組織や機関のような法人格を持たない、

一般の1個人が投資をして資産形成・運用している人のことを言います。

今の時代、投資活動は全てネットで完できるようになりました。

ネット証券会社、ネットバンク(ネット銀行)の出現をはじめ、

資金の送金・入金・出金や金融商品購入すらもネットで完結できます。

なので、個人投資家はPCとネット環境さえあれば、

どこでも投資家として仕事をすることができるフルリモートな職種なのです。

そのため、Side Fire(生活費の半分を資産運用利益で賄っている状態)以上の

Fireを達成している方は、資産運用で勝手に増える資金を元手に

充実した自由な旅ライフスタイルを送ることができます。

このFireという考えは、

元々は学校教育内の義務教育で投資を学ぶ欧米での価値観であり

日本で一般的になってきたのは旧Nisaの開始からでした。

このFireを実現して旅するライフスタイルは、

Fat Fire(資産運用の利益のみでも贅沢な暮らしができる状態)に近づくにつれて

自由を謳歌できる投資家ライフを送ることができます。

これにより、あなたは投資に関して時間や手間をかけることなく

最小限の努力で利益を作り出すことができるのです。

まさに、旅をしながら働ける職種としては、とても相性がいい職種になります。

2. 個人投資家って、どんな仕事?

 ここで一度、

個人投資家とは、どんな業務内容か見ていきましょう。

  • 投資するためのタネ銭を稼ぐ

  • 投資知識を常に勉強し、最新の情報を仕入れる

  • 何に投資するかリサーチする(株式、債券、REIT、投資信託、ETFなど)

  • 資産を自身の投資目的に合わせて投資・運用する

  • 運用計画通り運用できているか確認・振り返りを定期的にする

  • 運用状況によっては、銘柄組みを組み直す

などなど、多岐にわたります。

私たちで一番身近な投資家は、ウォーレン・バフェットさんでしょう。

アメリカ人のバフェットさんは、

個人投資家として個人資産970億ドル(約13兆6000億円)をもつ方です。

次の項目では、旅系の個人投資家さんを紹介していきます。


3. 実際に旅している人はいるの?

 - きいさん

 きいさんは、現在Fire生活を送っていて、

旅をしながら生活をしています。

4つあるFireの種類で言うと、Fat Fireを達成されたようにお見受けします。

X(旧Twitter)では、旅での日常を発信されていて

Fire達成後の世界観を感じることができます。

 - おさるさん

 おさるさんは、元は起業家で会社を売却してセミFire(=Side Fire)を実現した方です。

最近では、インドネシアへ旅をして投資家ライフを楽しんでいる方です。

 - りょーすたぐらむさん

 りょーすたぐらむさんは、Fireを達成してグルメ旅をしています。

ほぼ毎日グルメ情報をポストしているので、おそらくFat Fireを実現された方とお見受けします。


ここまでで、3名の方をご紹介しましたが、

旅をしながら自由な時間を謳歌できるのは、個人投資家の醍醐味です。

特に、自身で資産運用するのではなく、

資産運用のプロの方へ運用を委託する場合は、

ほぼ毎日24時間の自由時間を確保ができるでしょう。

あなたも旅が好きなら個人投資家を始めてみるとより素敵な旅ができるかもしれませんね。

ぜひ、個人投資家デビューして資産を育て

旅や旅行を謳歌してくださいね。

さて、次は実際に個人投資家になるための流れを紹介していきます。

3. 準備編 新Nisaを始めよう

 さて、前項で個人投資家のことをわかったところで、

ではどうやって、個人投資家になるのか?

個人投資家としてデビューするに私がお勧めするのは、

ズバリ「新Nisa」です。

新Nisaは、現在日本は「新しい資本主義」と銘を打ち政策が進んでいます。

これは、資産を持つ資産家が、最終的には働かなくても生活ができる、

資本主義の本来の姿を実現しようというものです。

資産から発生する持続的な資産収入を得ることで、

資産を持つ人こそがより豊かになるという、

" 資本主義本来の形 "を実現しようということです。

その国の方針と計画を優遇するために、

資産運用の利益が非課税になると言う投資家優遇制度が

新Nisaなのです。

この準備編の章では、その新Nisaへの理解を深めていただければと思います。

それでは早速入っていきましょう。

1. 新Nisaを学ぼう

新Nisaとは、

①資産額1800万円になるまで投資利益が非課税

②非課税期間は無期限

の資産形成制度です。

1800万円であれば、

投資信託で分配金年利10%運用すれば、

老後は年金以外に毎月15万円の運用利益を得ることができます。

この15万円は、国民年金満額6万7千円の方でも、

生活ができる一つの基準値になる数値でしょう。

私は、資産運用のスペシャリストではないため、

新Nisaを理解する上で以下の本をおすすめします。

この本は、

銀行員であり証券アナリストによって、

図やイラストなどでわかりやすく書かれている本です。

また、現行の日本の政策「資産所得倍増計画」についても触れられていて、

新しい日本の姿や形、

そして新政策の恩恵を忠実に受け取った人たちが将来実現するであろう生活が

想像できる一冊になっています。

また、投資で稼げる人・損する人をアナリスト(分析者)の立場から、

長年の投資家の追跡データをもとに触れられています。

私は、この本で学んだ基礎のおかげで今、

新Nisaでは損失になることなく資産が毎日増えています。

ぜひ、これから個人投資家デビューされる方は、必須の本と言えます。


2. SBI証券口座を開設しよう

 上記の本を購入した方は、

本が届く前にSBI証券の証券口座を開設しておきましょう。

SBI証券は、ネット証券会社なので、

取引手数料・口座維持手数料が安いだけでなく、

取り扱い銘柄もとても多いのが特徴です。

新Nisa口座を開設するのであれば、人気No1のSBI証券がおすすめです。

4. 実践編 実際に投資を始めてみよう

1. 自分に合った投資信託を選ぶために…

 口座開設が終わったら、実際に投資を始めるのですが…

この段階では、投資というものが怖いという方もいると思います。

「投資は大きく損するもの」

「投資は借金を抱えるもの」

そんなイメージを持っている方も多いと思います。

しかし、しっかり正しい投資を勉強した方は、

この2つの不安は以下の言葉へ置き換えられます。

「投資は資産額が上がり下がりしながら徐々に右肩上がりに増えていく」

「借金など無理せず、生活で余ったお金を投資に回す」

この投資の勉強・理解ができるものが前章の紹介した以下の本です。

そして、この本を読んだら

次は投資信託を勉強しましょう。

投資信託とは、あなたの資金を資産運用のプロに預けて

代わりに資産を運用してもらうことがセットになった金融商品です。

普通なら、株式を5社以上を選んで自分で投資・運用をしていくのですが

投資信託は、あらかじめいくつかの会社株式がパッケージ化され、

プロによる運用もセットになったものなので

初心者にはおすすめの投資方法になります。

ですが、私が一つ注意を呼び掛けたいのは、

今、YoutubeやSNSなどで盛んに、

ある銘柄(投資信託)に

「これさえ選んでおけば間違いない!」

「初心者はこれにしておけ!」

などと投稿されていますが…

よく考えれば、身元や経歴もわからない・全く知らない人たちの言っていること

ましてや、ファイナンシャルプランナーや証券外務員、企業診断士やアナリスト

といった資産運用関係・金融関係の資格を持たない人のことを

そのまま鵜呑みにするのは危険です。

投資では、みんながやっているからという他人よがりの判断は

とっても危険ですので絶対避けましょう。

また、投資を少し勉強した人からすると、

運用成績がいい投資信託は、それよりも他にもっとたくさんあるという事実と

資産収入を受け取りながら運用したいといった人には不向きなものだとわかります。

長年投資を続けていけば、よくよくは100万、1000万円、さらには1億円を

動かすことになるので、自分の判断で投資信託を選んでいく力が必須です。

その「投資信託を、自分の目的に合わせて選んでいく考える力」を養うための本を

以下に紹介します。

投資信託の仕組みと基礎、

そして投資信託の運用実績から読み解く思考力が得られる本です。

新Nisaで投資を始める前に、必ず読んでおきたい本と言えます。

そして、ひとつ事実を言うと、

投資で損している人・負けている人はみな、

この基礎を勉強をしていない人たちです。

センスも知識もないのに、自分の素人感覚でやっている人たちが多いので、

資産を減らさないためにもしっかり勉強をしておきましょう。
 


5. 資産形成編 投資家としてのマインドセット

1. 年収300万円での動き方と戦略

 まず、日本の年収分布で400万未満の方は51.1%と人口の半分。

この記事を読んでいるあなたも、もしかしたら400万円未満の方かもしれません。

もし年収400万未満の方であれば、安心してください。

実は、投資に関しては、

高収入だから投資が順調に進むというわけではないのです。

面白いデータがありまして、

年収300万円でも、毎月10万円投資に回している人もいれば、

年収600万でも、毎月10万円未満しか投資できていない人もいるのです。

さらには、

毎月3万円投資して、25年間資産運用した人と、

毎月10万投資して、10年間資産運用した人の資産額は、

ほぼ同じなのです。

運用利率が3%だった場合は、どちらも資産額は1300万台。

要は、投資活動としての要素で重要なのは、年収ではないのです。

意外かもしれませんが、仮に年収200万の人でも、

大きな資産を築くことができてしまうのが現実です。

その事実のもと、

年収300万円の方達の投資の仕方、

特に年収が高い人たちよりも資産を築いていくことができる動き方・心構えが

以下の本に載っています。

特に、この本では

年収300万円でも資産家として「Fire」ができるということに触れられている本です。

独身・所帯持ち問わず、Fire達成(早期退職)への基礎となる本です。

2. 夫婦で取り組む戦略

 次に、30代になってくると所帯を持っている方も多いでしょう。

もしくは、これから結婚を視野に入れられているカップルの方であれば、

結婚後の資産形成の動き方が気になると思います。

そんな方へ実際にSide Fireを達成した夫婦の戦略が描かれている本をご紹介します。

私は独身ですが、

もし結婚して子供2人を持った場合は、

どんな戦略で資産形成をしていかなければいけないのか

その動き方をイメージするために購入しました。

夫婦になった場合、どんな苦労と支え合い、

協力プレイができるのかが具体的に書かれていて、

とても勉強になる本でした。

私はSide Fireを目指していると前章で触れましたが、

一つ気になっていたのが、夫婦の動き方。

所帯持ちの方で資産形成を目指している方は、

ぜひ手にいれていただきたい本です。


6. 目標達成編 早期リタイヤ(Fire)実現

1. 出口戦略を知っておこう

 新Nisaで最高目標額であり、一つの節目である資産額1800万円を達成したら、

実際にどうすればいいのかという確信に触れていきます。

具体的な戦略名は「じぶん年金戦略」「口数複利戦略」

これらの二つの共通点は、インカムゲイン(配当金や分配金のこと)を

年金のように毎月受け取っていく運用です。

新Nisaで資産を育てた後は、

インカムゲインを生み出す銘柄に資産を移して

資産を取り崩さず資産収入を受け取っていくというスタイルです。

この2つの戦略には、

大きく違いがあります。

2. 投資信託で行う「口数複利戦略」

口数複利戦略は、非上場の一般投資信託へ資産を移して運用する戦略です。

一般投資信託であるため、投資初心者の方でも簡単にわかりやすく

銘柄を見つけ判断することができます。

初心者向けの運用と言える戦略です。

この口数複利戦略のゴールは「ほったらかし投資」の完成版である、分配金生活です。

以下の本にその「口数複利戦略」が詳しく書かれています。

この「口数複利戦略」は、

もともとは著者のIFA(独立ファイナンシャルアドバイザー)さんが考え出した戦略です。

多くの会社勤めのFA(ファイナンシャルアドバイザー)さんは、

会社に利益をもたらす投信や証券・保険しか紹介しないという、

「大人の事情」を抱えています。

ですが、IFAさんは、

その人が本当にいいなと思う良質なものをおすすめやすいという立ち位置にいます。

それは、IFAさんのその信頼こそが固定客を作り、

継続的で安定的な収入につながるからです。

この本では、新Nisaで満額を達成したら、

次は、新Nisaを資産を分配金がある投信に移すことになります。

その時の判断基準と実際にその投資信託を選ぶ判断力・考える力を得ることができます。

戦略としては初心者向けなので、

ぜひ、手にとってこの本を読んでいただければと思います。


3. 株式・ETFで行う「じぶん年金戦略」

こちらは、個別株式や国内ETF(上場投資信託)へ資産を移す戦略です。

個別株式は一般的に、

一般投資信託よりもリスク・リターンが高い上に

資産の運用・管理は自分で行なう必要があります。

ETFでは、プロの資産運用担当者がつくので

個別株式を自分で運用するよりかは安心はできますが、

銘柄検索がわかりづらく、

分配金利率も一般投資信託のように確認できないため

自分で調べて計算する必要があります。

そのため、こちらは上級者戦略といえます。

この「じぶん年金」戦略の詳細が書かれていて、

それぞれのおすすめの銘柄も紹介されている書籍が以下の書籍です。

こちらの本には、

初心者の方でも筆者紹介の銘柄へ資産を移せば、

じぶん年金ができるようになっています。

ですが、筆者も言っていますが

「自分で銘柄の良し悪しを判断できること」と「自己責任」

であることが大事です。

銘柄の選び方や見定め方までは詳しく書かれていませんが、

じぶん年金を作る上では最初の一歩となる本と言えます。


4. 国債・社債で行う「能登式 米国債・社債投資法」

こちらは、主にアメリカの国債・社債で利子収入を得ていこうと言う戦略です。

前にご紹介した戦略を含めた3つの戦略の中で、

一番ローリスク・ローリターンの保守的かつ堅実な戦略です。

国債や社債は、債務不履行(デフォルト)や会社の倒産がない限り、

元本保証がされているので、資産を減らすことなく利子にて資産を増やすことができます。

また、毎年支払われる利子によって、年金代わりの資産収入として活用することができるので、

この戦略をとれるのは定年前後の60代からがおすすめの戦略と言えます。

この本も、IFA(独立ファイナンシャルアドバイザー)さんによって書かれた本であり、

実際の運用例や債権の良し悪しがわかりやすく書かれています。

また、債権は株式や投資信託と購入の仕方や運用の仕方が違うことから、

その部分も事細かに説明された良書となっています。

この資産運用の仕方は、中級者向けとなっています。

ぜひ、定年が近い方が今から始める出口戦略として、

この書籍を読んで実践して見てください。


これらの3つの戦略の本を読み終えた後には、

あなたには今から始める個人投資家活動に、

一本の筋道が見えているはずです。

そして、資産形成が完了した後の旅が日常の人生を

あなたの好きなもの、好きな時間で固めることができます。

あなたは、もし

「仕事はやってもやらなくてもどっちでもいいよ」

「欲しいものや行きたいところ、体験はなんでも手に入れていいよ」

「趣味や興味あるものはみんな心配せずに挑戦してみなさい」

と言われたら、どんな未来を想像できますか?

個人投資家のゴールは、

まさにそんな世界が待っているのです。

7. 最後に

 いかがだったでしょうか?

この記事では、旅をしながらできる職種として

個人投資家を紹介してきまました。

個人投資家だからできる

旅のあるライフスタイル。

実際に旅ができる目安であるSide FireからFat Fireまで通用する

ロードマップ的な感じで紹介してきました

新Nisaは、

資産形成において、国が推奨する重要な支援制度だと理解した上で、

資産形成後の資産家生活の実現を考え、

計画的に動くことも大事だとわかっていただけると思います。

ぜひ、はじめは小さく個人投資家をデビューして、

資産を堅実にかつ確実に育てていき、

Fireを実現して旅のある日常を手に入れてください。

私、紘美も

今ご紹介した道を、ゴールを目指して

毎日資産を積み上げています。

ぜひ、私と一緒に

Fireを目指して頑張っていきましょう。

紘美は、

頑張る人を応援しています。

8. 紹介した本一覧

1. 新Nisaを学ぼう

 新しい時代を迎えた日本に政策、そして新Nisaのことを解説している本。

新Nisaを始める前に絶対読んでおきたい本です。

2. 自分に合った投資信託を選ぶために…

 ほったらかし投資を実現するための投資信託の選び方が書かれている本です。

自分に合った投資信託を選び・判断する思考力が手に入る基本入門書

3. 年収300万円での動き方と戦略

 投資の進捗度合いは、年収は実は関係なかった。

年収400万未満の人でも、高所得者を超える資産を築くための戦略が書かれています。

4. 夫婦で取り組む戦略

 子供2人の夫婦だからこそできる、資産形成戦略が書かれている本です。

子供がいるから資産形成ができないというのは、実は思い込み。

夫婦だからこそできる協力プレイで、サイドFireを実現するための本。

5. 出口戦略を知っておこう

- [初心者向け]口数複利戦略

- [中級者向け]国債・社債で行う「能登式 米国債・社債投資法」

- [上級者向け]じぶん年金戦略


 新Nisaの役目は、資産形成まで。

資産形成が完了したら、次は資産運用のステップ。

その資産運用の仕方と戦略が書かれている本です。

出口を知らず老後を迎えると、

せっかくの資産が相続税でたくさん取られてしまう。

出口戦略をしっかり見据えて、資産形成をしていきましょう。

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