NGC4594 M104 Sombrero Galaxy おとめ座 2023-02-05-02-30
東京某所、ベランダより電子観望
MACSY60, Ceres-C, AZ-GTi, SharpCap 4.0, SynScanPro 1.19.20, Siril 1.0.6
2023-02-05 02:30~03:03, Gain: 250, Exposure: 3.2s stacks: 1800sec
08.00等級 RA/DEC: 12h40m00.23s/-11°37'25.9'' (steralium)
関東でも寒波厳しい2月深夜、久々に澄み渡った夜空に向けてあれこれと撮影。秋口から季節が変わり、冬の星座が早めに上り、これまでと異なる星座が見えるようになってきたなかで、撮りやすそうな対象として、おとめ座付近にあるソンブレロ銀河にポイントを定めてライブスタック開始。
いわゆる「つばつきの帽子」のスペイン語であるソンブレロ、その名の通り銀河をほぼ真横から見た典型的な形状、中心は非常に大きな球状星団が覆っているとされ、さらにその中心部分をぐるっと括るように、特徴的な暗黒帯がはっきりと炙り出せています。
さすがに、銀河の渦状の模様や細かい星団の星々を映し出すほどの解像度はありませんが、これほど容易く、遠くにある銀河の姿をしっかりと撮影できるのは、電子観望の面白みに尽きるというものです。