NGC6618 M17 Omega Nebula オメガ星雲 いて座 2023-06-17-22-00
東京某所、ベランダより電子観望
MACSY60, Ceres-C, QBPIII, AZ-GTi, SharpCap 4.0, SynScanPro 1.19.20,
Siril 1.2.0-rc1
2023-06-17 22:00~24:09, Gain: 400, Exposure: 3.2s stacks: 7209sec
6.0等級, RA/DEC: 18h20m45.60s/-16°10'20.1'' (steralium)
こちらも昨年初夏にトライした前回の撮影を参考に、曇りがちなこの季節、いい感じにしっかり晴れた6月中旬の休日、約1時間×2セットの長時間スタックにチャレンジ。周辺の回転はある程度あきらめて、2時間で星雲をどの程度炙り出せるか、やってみました。
星雲の形がギリシア文字の「Ω(オメガ)」に見えることから名付けられ、周辺のM16わし星雲やM8干潟星雲などと同じく、天の川銀河の同じ渦巻腕に乗っている星形成領域であり、中心部の棒状になっているあたりには、大質量の若い原始星がいくつも存在しており、星間物質との反応でかなり明るいため、観察対象としても十分な明るさとなっています。
2時間のスタックで、左側に広がる周辺部の赤い光もいくらか炙り出せています。画像処理で無理やり伸ばすと、帯状に広がる星雲の全体の形を、いくらか視認できるようになりますが、やはり星雲の全貌を炙り出すには、もう少し試行錯誤が必要そうです。
NGC6618 M17 Omega Nebula オメガ星雲 2023-06-17-22-00
NGC6618 M17 Omega Nebula オメガ星雲 2022-08-31-21-50
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