見出し画像

M24 IC4715 Sagittarius Star Cloud いて座スタークラウド 2023-09-18-19-20

M24 IC4715 Sagittarius Star Cloud 2023-09-18-19-20

東京某所、ベランダより電子観望
MACSY60, Neptune-C-II, QBPIII, AZ-GTi, SKYMEMO S/SW, SharpCap 4.0, SynScanPro 1.19.20, Siril 1.2.0
2023-09-18 19:20~20:25, Gain: 95, Exposure: 30.0s stacks: 3900sec
4.60等級 RA/DEC(J2000.0): 18h16m47.71s/-18°32'58.4'' (steralium)

9月中旬、3連休の中日で前日からの好天、引き続き夕方から撮影開始。QBPIIIフィルタを使って、どこまで光害を解決できるかを試しつつ、一方で星一杯の撮像も撮りたい昨今、ベランダ正面に入ってきた星一杯の星団にフォーカス。

WCS Information (Siril)

M24は、特定の天体ではなく、いて座の頭上、天の川に重なる散開星団の領域を定義しています。天の川に広がる、星雲状に見える濃淡のもやは、双眼鏡でも観察可能な明るさで、実際にはスタークラウドの名のごとく、無数の恒星が散らばる星々であり、解像度を高めるほどに、視野一杯の恒星が充満して見えます。

1時間ほどのスタックですが、スペック通り15等級くらいまでの恒星の粒々がしっかり炙り出せています。背景の濃淡もうっすら撮れているのですが、さすがにノイズと分離するためには、さらに長時間の撮影が必要です。次の好天を待って、改めてトライしてみたいと思います。

Sharpcap スタック画像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?