罪な残業
社員の残業を容認した罪
上司・会社は仕事をいっぱい振ってくる。
その割に与えられた人員は少ない。
ならばと部下をOJTで一人前に育てたところで部署異動で持っていかれる。
良かれと思ってやっていたのですが、そう正面から言われると反省するしかありません。
別に私だってやりたくてやった訳ではないし、皆んなだって少なからず手を染めているでしょうに、何故私だけが・・・
そんな想いでお過ごしのリーダーの方、多いでしょう。
私もここ10年くらいずっとそんな感じですが、何とか打開していきたい・・・
ということで、今日は読書記録です。
読んだ本:残業ゼロがすべてを解決する
(ソフトカバー版で読書)
感想・学び
著者は株式会社武蔵野の社長 小山 昇氏。
私自身、武蔵野は存じ上げておりませんでしたが、経営コンサルティング事業と環境衛生事業(ダスキン)の2本柱の会社のようです。
株式会社武蔵野 - ダスキン事業を基盤とした企業の経営コンサルティング (musashino.co.jp)
この本には経営コンサルティングを通じた残業抑制策の経験談がまとまっています。
特に経験談にはブラックな残業時間(100時間程度)からの抑制(40時間程度)なので、今どきどうなんでしょう。
ということで、一通り最初から読んでいってもまぁまぁ面白い(?)ですが、要点は巻末スペシャルに取りまとまっていますので、忙しい方はお先に読んだほうが効率的です。
以下が巻末スペシャルの見出しです。
私の部署は開発なので前工程の部署の仕事(アウトプット)の質にも依りますし、外注してる仕事は相手の進捗や優先度もありますし・・・
と、本音では思いながら読んでいたのですが、まずは決意を示すことが大事、ということです。
「残業減ったら良いな~」ではなく、「残業を減らす!」と管理側が決意して行動することが大事なんでしょう。
また価値観を共有するという所は、残業抑制(削減)すれば担当者たちの生活給が減りますので反発も予想されますが、これを上手く調整していくにはやはり価値観の共有が大切ですよね。
ダラダラ働かれたら困りますが、トップベンチなアウトプットの質と量を誇る人が残業してまで仕事をしてくれるならば有り難いことです。(だいたいのトップベンチな人はササッと帰ると思いますけどね)
チーム内で『何故残業を減らしたいのか、減らさなければならないのか』を面談の時を通して啓蒙活動していきたいと思います。又、同時にその人の残業への考え方も聞いてみたいところです。
私の感覚は『残業代は要らないから早く帰らせてくれ。給料は基本給を上げといてくれ』です。
最後に
価値観の部分では健康経営ってなキーワードも出てきていますので、そちらの本も読んでみたいと思います。
それではまた。
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