上野愛咲美五段 世界優勝まであと1勝!
要約
上野愛咲美五段が呉清源杯決勝で第1局を勝利
日本の女性棋士の国際的活躍が目立つ
藤沢里菜七段、上野愛咲美五段の二人が世界レベルで活躍
呉清源杯は優勝賞金1000万円の世界大会
女性棋士の実力が向上し、男性棋士トップ30に入るレベルに
本文
中国の福州で開催中の世界大会「呉清源杯」で、
上野愛咲美五段が決勝に進出し、三番勝負の
第1局を勝利しました。
この大会は優勝賞金1000万円、持ち時間2時間に
60秒の秒読み、コミ7目半の中国ルールで
行われています。
日本の女性棋士の活躍が目覚ましく、昨年は
藤沢里菜七段が決勝まで進出。男性棋士も
一力遼氏が王座杯で優勝するなど、日本勢の
国際的な存在感が高まっています。
特に女性棋士の実力向上は顕著で、藤沢里菜
七段と上野愛咲美五段は国内大会で常に
優勝を争う実力を持ち、国内では男性棋士を
含めた総合ランキングでも上位30位以内に
入るレベルに達しています。
上野五段は世界大会への出場経験も豊富で、
中国ルールにも慣れており、落ち着いた
対局ぶりを見せています。
今大会で日本代表の二人は2回戦から登場し、
藤沢七段は3回戦で敗退。一方、上野五段は
準決勝を勝ち抜き、決勝へと駒を進めました。
このように複数の強豪棋士を擁することで、
コンディションの良い選手が勝ち残る可能性が
高まり、今後も日本勢の世界大会での活躍が
期待されます。
この記事は「三村九段のミム囲碁ラジオ」第96回の書き起こしです。音声での視聴はこちら↓↓