一力遼四冠のインタビュー記事①
三村九段のミム囲碁ラジオ 第79回
【要約】
四冠を達成した一力遼さんのJBpressインタビュー記事を紹介
一力遼さんは河北新報社の社員として記者活動も行う
2024年3月に河北新報社の取締役に就任
囲碁棋士と会社経営の両立に向けて奮闘中
【本文】
この放送は、プロ棋士40年、囲碁サロンと
子ども囲碁道場を運営する三村智保が
囲碁の情報をサクッとお伝えする番組です。
記者としての一力遼さん
2020年に大学を卒業後、一力遼さんは
家業である河北新報社に入社しました。
他の新入社員同様、筆記試験と面接を
受けて、東京支社編集局に配属され
記者として活動を始めています。
「一碁一会」という
コーナーを担当し、月に1、2本、
囲碁の魅力を伝える記事を執筆。
また、企業の経営者インタビューにも
同行しているそうです。
東日本大震災との関わり
一力遼さんは中学1年生でプロ棋士になった
直後に東日本大震災を経験。河北新報の
「一番長い日」という震災記録が
大きな反響を呼び、新聞の果たす
役割の重要性を強く実感したと
語っています。
取締役就任と経営への関与
2024年3月、河北新報社の取締役に
就任。毎週の役員会議には対局の
合間を縫って、東京支社から
リモートで参加しています。
将来への展望
創業家の一人息子として、将来的には
会社経営を引き継ぐ可能性もある中、
現在は囲碁を優先できる環境にあると
語っています。
父である社長の雅彦氏も、現在は
囲碁が大事な時期であることを
理解し、棋士としての活動を
応援しているとのことです。
この記事は「三村九段のミム囲碁ラジオ」
第79回の書き起こしです。
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