妄想レビュー #17
⬛︎ミムコの妄想レビュー
とあるカタツムリ研究者が長年の研究の末、驚くべき事実を発見した。なんとカタツムリはあらゆる場所へワープ移動できるのだ。
このことは、彼が開発したカタツムリとの特殊な対話法により発見された。本記事はその研究者とカタツムリの対話内容を記した、世界初の人間とカタツムリの対談記事である。
元ネタは、私の母です。
小学1〜2年生のころ、近所の河原で大きなカタツムリを発見しました。今まで見たことがない大きな大きなカタツムリです。驚く私に母がこんなことを言いました。
「このカタツムリ、どこから来たと思う？」
「え......わかんないよ」
「アメリカから来たんだよ」
「えっ？！ どうやって？」
「こんなにゆっくりしか動けないのに、不思議でしょう？」
「うん......」
「実はカタツムリって......ワープできるんだよ」
いやいやいやいや。小学1〜2年生の女子っていったら、もう結構色々わかる歳ですよ。ワープって。
でもウチの母、「ムー」を愛読していて、妖怪とか心霊現象とかそういう不思議系の話をめちゃくちゃしてくるんですよ。幽体離脱できた！ とか言ってくるんですよ。普段から真面目な顔でそういう話をしてくるので、その時の私は「そういう説もあるのかな......」なんて思ったりしたのでした。
こちらは私がゆるりとやっている、
企画「妄想レビュー」です。
今はまだ存在しない記事の架空のレビュー。
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