見出し画像

【沙々杯】参加します

胸掴む追憶の雪紅碧べにみどり

冬になると、故郷の雪降る空を思い出します。
陽が落ちようとしている紅を薄くかけた薄紫の空。
そこに見えない雪と連なって心に浮かぶのは、その風景が自分の原点なのではないかということ。そう思うと、なんだか胸がギュッとなります。

コトコトと温猫ぬくねこのせて旅を編む

キッチンでnoteをやることが多い私。
そこに置いてある椅子に座っていると、猫が膝に乗ってきます。鍋を横目で見つつ、膝に猫の温もりを感じながら、企画のことや今後のことを考えたりしています。

迷い葉や言の葉で暖とりて舞う

足元を見ると、ここにはない木の葉が。
風で飛んできたのでしょうか。
思えば。私自身も何か強い目標があってここにいるわけじゃないなぁ、風に任せて飛んできたなぁ、と自身と重ねてみたりして。
次はどこに飛んでいくのか自分でも分かりませんが、皆様のあたたかい言葉に元気をもらいながら、楽しく飛んでいければいいなぁ。
そんなふうに思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?