紙を積む
ひとひらの紙を積んでいく
溶けて消えてしまうかのような
薄い薄いひとひらの紙
でもその層は美しい
悲哀と
喜びと
怒りと
許しと
絶望と
幸せと
羨望と
自信と
深いブルーに
入り混じる
カナリア
眩しいオレンジに
入り混じる
インディゴ
だからその層は美しい
ひとひらの紙は積まれていく
溶けて消えてほしいと願っても
薄い薄いひとひらの紙は
積まれていく
でもその層は美しい
以前、ジユンペイさんの記事にコメントしたことを詩にしてみました。
「記事から曲」応募してよいものか、少し悩んだんですけど、せっかくなので......つい。