警察学校生活 一日の流れ

警察学校では、一日の流れというのがきっちり決められています。

地方公務員なので、各都道府県警察で異なるかもしれませんが、私の警察学校は下記の通りでした。


朝は6時半起床で、布団を畳んで窓を開け、運動着でグラウンドへ集合します。
10分後に点呼を行い、体操と駆け足を終え、清掃開始。
15分程清掃をしたら朝食を摂ります。その間に日誌を教官に提出します。
8時半からHRが始まり、担任教官から本日の指示事項を伺い、その後授業が始まります。
授業は1コマ80分で、座学や訓練が散りばめられています。
授業の間は15分の休憩がありますが、この間に着替えたり移動したりでなかなかゆっくりはできません。
昼食は授業の合間の50分が設けられていますが、移動や着替え込みなので、のんびり食べる訳にもいきません。
午後も授業があり、17時15分に終了。
その後また清掃があり、17時45分に夕食。
日誌を受領して18時~21時の間は自主活動で、日誌の記入、入浴や洗濯、自主訓練を各自行います。
21時~22時半の自習時間は、課題や予習・復習の時間に充てるよう決められており、自室から出ることを禁じられています。
その後点呼を行い、23時消灯となり、灯りが漏れて起きていると注意を受けます。

これが毎日のルーティンで、読むだけだと淡々とこなせるように思われますが、5分前集合が原則となっていて遅刻は決して許されない場所なので、実際はなかなか気を休めるところがありません。

警察学校生活に慣れてきたら、自主活動時間が唯一緩められる時間となり、購買へお菓子を買いに行ったり、お風呂で同期や他期の先輩後輩と交流できたりすると思います。

逆に言うと、時間が決められているからこそ、短時間で色々なことがこなせるようになり、嫌でも時間の使い方がうまくなるでしょう。

警察学校時代は、給料を貰いながら、更には住む場所や食事の手配もしてもらいながら勉強優先の生活をさせてもらっているわけだから、その環境をフルに使って切磋琢磨しながら前向きに過ごしていきましょうね。

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