内定を他から貰っていることを正直に告げるべきか?
警察官採用試験は、時期的に民間会社の採用活動が一段落した後に始まります。
民間会社と一緒のタイミングに人材の争奪戦に挑むより、敢えて後発にしているのでしょう。
前の記事にも載せましたが、採用担当者はとにかく「人材が欲しい」と言っていました。
採用枠も人材の有無によって前後するようで、良い人材がいるならばその年の採用人数は増やすし、少ないならば減らすとのこと。
つまり、警察官として求めるレベルに達してなければ、どんなに倍率が高かろうが合格枠を増やさず、「採らない」という選択をするのだそうです。
逆に考えると、合格点に達している人は基本的に採用するというスタンツなのですね。
実際に、一緒に受けた人の中で、他の公務員の方が受かっているからそっちに行く、と決めていた人も合格者に入っていました。
面接でもそう伝えたと言っていたので、他の内定も貰っていたからと言って、それがマイナスになることはないのだろうと私は考えます。
私も民間企業2社から内定を頂き、そのうち1社を保留にしてもらっていました。
もちろんそれは、本番の面接でも伝えてあります。
私は第一志望は警察官だということを伝えましたが、前述の方は他の公務員が第一志望と堂々と伝えていた可能性が高いです。
それなのに合格していたわけだから…そういうことなのでしょう。
他の企業や公務員も欲しいくらいの人材だということで、逆に好印象だったのかもしれません。
以上のことから、他の内定を貰っていることは、正直に伝えましょう。
それが誠意を示すことだと思うし、公務員試験が後にあることを知っている民間企業側としても、それを見越して内定を出しているはずなので。