見出し画像

加点と人間力アップのためにやっておいた方がいいこと

筆記対策を全くしてなかった私ですが、警察官に合格できた理由の一つに、書類審査で明らかに加点されたであろうものがありました。

それは、高校と大学の部活動での「役職」です。

この役職を書く欄、20社くらい受けた民間企業のエントリーシートでは一度も見たことがなく、さすが警察官は違うんだなと思った記憶がありました。

利益優先で動きが限定される民間企業とは少し違い、同年代の中でも一歩前に出られるリーダーシップに価値が置かれていたのだと思います。

私は、高校は吹奏楽部の部長、大学は少林寺拳法部の女子の統括役でした。

どちらも最初からなりたくてなったわけではなく、一つ上の先輩に指名を受けたわけだったのですが、実際やってみてただの部員でいる何十倍も充実した一年を送らせて頂いたと思っています。

がっつり運動をやっているイメージがある部活動ではなかったのですが、実は部活で忙しくて公務員対策の授業なども取れなかったこともあり、その経験を買ってくれたのが有り難かったです。

そのため、警察官を目指す方は、可能なら部活の部長をしておくことが得策です。

加点されて試験に受かりやすくなるという理由だけでなく、その経験が何より、あなたの人生でかけがえのないものとなるはずですよ。

部員と話し合いを重ね、うまくいかず揉めたり、誰かが辞めると言い出したり…部長という役は、そういった問題に対して真摯に受け止め、解決するために費やす労力を捧げます。

集団をまとめるために自分が一歩前に出て、どうにか解決のために力を尽くすこと。

そういう経験が若いうちに必要です。

就職してしまったら、大人の事情がくっついたりして、無償で仲間と一つの目標に向かって頑張ることは難しいですからね。

もちろん警察官の中でもサークル活動なんかがあったりしますが、自分のストレス発散のために参加するのが多いですかね。


若いうちに経験を積むことは、警察官に限らず人生で大事なことで、出来たら学生のうちに部長くらいやっておくと自分の成長にも繋がります。

警察官になれば、年上だろうとなんだろうと、一般人の前で偉そうに語らなければならない場面も沢山出てきますから。

世間の目としても、その場にいるなら警察官が取りまとめてくれるだろうといったような期待もあります。

現場にいる制服姿の警察官がモジモジしていたのでは仕方ないですからね。

しかし部活の部長に限らず、そういった集団をまとめる経験が必要とされているようなので、サークルやボランティアやアルバイトでもリーダー役を買って出て、面接で胸を張って語れるような経験があるといいですね。

一歩前に出る勇気を培いましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?