夫婦関係⑧ 旦那さんが警察官の奥さん
育休中、息子と公園で知り合ったママさん。
初対面でしたが、波長が合ったので会話を続けていくと、旦那さんが警察官だということがわかりました。
それは、
「都道府県内で転勤があって、泊まり勤務がある」
という話の内容から私がピンときて、
「もしかして旦那さん、警察官ですか?」と聞いたところ、そうだと教えてくれたため知りえたことでした。
おそらくそのママさんは、私が聞かなければ自分から警察官家族と名乗ることはしなかったでしょう。
その後数回会って親しくなったとしても、余程信用されない限り、隠し通していたと思います。
それは私がそうだったのでわかります。
警察官が家族であるということで、
「しっかりしなければならない」
「この人の前で悪いことをしてはいけない」
「深い人間関係を作っていくと調べられそうでこわいと思われてるかも」
などと勝手に考えて、人との接触を表面上のものに留めているのでしょう。
自身が警察官でなくとも、旦那さんの立場を守るためにもなかなか肩身の狭い思いで社会を生きているのだと知りました。
一昔前は、警察官専用の官舎があって、住人同士で交流もあったようです。
官舎の広場で子供を遊ばせながら、旦那の愚痴や情報交換をしたという話を聞きます。
しかし古い官舎は維持費がかかり、住む人も居なくなって取り壊されてきているのもあり、同じ境遇の家族に出会う場面が少なくなっています。
警察官の家族同士で交流できる場所がもっと増えたらいいのにと思います。
旦那さんが積極的な方だと、家族ぐるみでBBQなどの催しを開いたり、サークルに入って交流を深めたりしているようです。
そこまでいかずとも、奥さんの孤独を理解してあげるだけでも違うと思います。
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