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短髪にしなければならないってのは…


私のNOTEでは、髪型についての記事が群を抜いて読まれているようですね。

皆さんの、ヘアスタイルへの意識がいかに高いことが伺えます。

そしてもしかしたら、警察学校で短髪にさせられることが嫌で、警察官を将来の選択肢から除外した人もいるかもしれませんね。

私も同期生と入校前に、「生まれて初めて髪型をショートにしなければならない」「ショートが似合わないから嫌だ」などと会話をした記憶があります。

私は当時、くせ毛で量が多い髪質だったので、ショートにして髪が広がることが憂鬱でした。

縮毛矯正なしでは前髪を作れず、当時は縮毛依存症だったなぁと振り返ります。

今では、色々試してやっと縮毛矯正なしで自信が持てる髪になれましたが、髪型の悩みが尽きない状況はとてもよくわかります。


そもそも、警察学校で短髪にする意味は何なのか、というところですよね。

短髪にすることにより、髪の毛をお手入れする時間が短くなるはずだ、という端的な提案かもしれませんが、それは浅い考え。

実際は、寝ぐせ直しやセットなど、朝の忙しい時に、余計な時間が取られてしまいます。

肩くらいの長さであれば、寝ぐせがあってもキュッと一つ結びにすればおっけーという時もあるでしょう。

また、髪の毛を乾かす時間の差は、肩くらいの長さであれば、ショートとさほど変わらないはずです。

そんな感じで、男性が坊主頭にするのと、女性が短髪で手入れするのとは訳が違うのです!


ここでふと、一つの考えが浮かんできました。

それは、警察学校の教官として華々しい経歴を手に入れられた、恋愛より出世を選んだ独身女性警察官の影…。

若い女性警察官たちが、男性警察官からちやほやされているのが許せない、という妬み。

おしゃれして恋愛なんかしてる暇があったら勉強&訓練に徹しろ!というメッセージなのでは?なんて。

と、少し極端な考えに走ってしまったところもありますが、警察学校で短髪にしなければならない一番の理由はつまり、「恋愛をするなよ」ということです。

手入れ云々は後付けであり、恋愛したい若い女子の心をへし折るためなのでしょう。

しかしそんな思惑はよそに、希望(?)につながるお話を。

それは「同期男性警察官は、髪の毛で恋はしていません!」ということ。

同期の女性警察官を評価するに、生活態度、言動、仲間を見捨てないか、誰にでも平等に接しているか、そういった中身の部分を見ていたようです。

一番モテていた子は、顔も可愛かったですが、とにかく頑張り屋さんで、性格が良い子でした。

その子が訓練中にかけ声を出すと、よし頑張ろう!とクラス中がなったくらいです。

というか、顔が可愛い子は、ショートにしたところで可愛いことに変わらないですけどね…(泣)

ということで、短髪にせよ、という流れは今のところ止められていませんが、一時期のことなので、なんとか乗り切りましょう。

後々、私もショートな時があったなぁ、と懐かしく思えますよ。

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