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パパ警察官について

職場の男性上司のお子さんが同じ保育園で息子と同級生だった時のことです。

上司は、たまたまその日が非番だったらしく、お迎え時間がかち合いました。

少し話しながら一緒に部屋へ向かうと、子供たちは外遊びに向かう途中だったようで、部屋の前で整列していました。

「あ、〇〇くんのパパだ!」という声で大注目の上司。

私も居るんだけどね、と思いつつ息子を探しました。

と、その間一瞬で子供たちに囲まれている上司。

「△△くんのパパ、警察官なんだよね」「かっこいい」「こんなかっこいいパパでいいな~」と羨望の眼差しで見られていました。

今まで上司が迎えに来ることを見たことがなかったので、子供たちも新鮮だったのかもしれません。

そして私は「上司は警察官ということを園に隠さずに過ごしているんだ、ということを知り、そこで男女の差を感じてしまいました。

男の子のパパ、というのも大きいのかもしれませんが、「俺のパパ警察官なんだぜ」と自慢できる存在であること。

それがなんだか私も羨ましく、警察官が一般社会と溶け込んで生きていくには、敢えてオープンにするという方が過ごしやすいのかもしれないとも思いました。

別のパパ警察官は、保育園の PTA 会長をしていると聞いたし、他にも町会の役員になったという話も。

“警察官で頼りになる存在”というのを利用して、子供に親の背中を見せられるのも悪くないのかな、とも思いました。

比較的穏やかな部署に配置され、子供の記憶に残るような時期にこのような役員をやっておく、という話も聞きました。一回やっておけば断る理由にもなるし、経験値も得られてその後のキャリアもスムーズに進めるのでしょうね。

そういう視野をもって地域社会に溶け込んでいるパパ警察官に、私もある意味羨望の眼差しを向けていました。

そいうことで、パパ警察官はとってもかっこいいので、是非オープンにして子供のみならず地域の方々の役に立っておいてください(笑)
それが一時期でも十分価値があると思います。

本来警察官って、公私共にそういう生き方であるべきなのかもしれませんね。


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