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昇任について
同期の男性警察官の一人は、「男なら昇任してなんぼなんだから、初めから諦めてずっと巡査長でいる人生なんて考えられない」と言っていました。今や警部になっています。
すごく仕事の出来た相勤者の巡査部長は「息子のサッカーの試合を見に行ったり、子育てになるべく関わりながら人生を過ごしたい。」と言っていて、これ以上昇任する気はないと言っていました。
ある程度家庭との両立を望む方は巡査部長で、警部補は中間管理職で忙しく、部下の面倒もきちんと見なければなりません。
警部になると責任は重大になりますが自分でやらずに部下に指示を出してやらせる立場にまでなれます。
警部になると部下を束ねるので、所属する場所にすぐ駆け付けられるところに住むように強制されます。
更に上に行く人は、本当に出世が人生の目標なのだなと思います。
警察官のいいところは、やりたいことをある程度自分で選べるところにあると思います。
そして昇任に対しても、試験を合格させるかどうか、自分自身にかかっています。
昇任試験は必ず誰しもが受けなければならないのですが、昇任したくなければ最初のマークシート問題(SA)をてきとーにマークして提出すればいいのです。
SAは、それなりにきちんと勉強しなければ正解にならないようになっていますので、まぐれで当たることはありません。
その後の二次試験では、小論文や面接といった、採用試験到来なこともありますが、そこら辺も対策をしていけば受かる人は受かっています。
あぁこの人が受かるのはわかるなぁ、と普段の仕事ぶりから、周りも納得の人が合格しているものですよ。
昇任するのもしないのも自由。
私は子育てを優先したかった時期に辞めたので、その先のことは考えていませんでしたが、ママさん警察官でも昇任している方は何人も居ましたよ。
比較的異動が頻繁にある仕事ですが、だからこそ色んなスキルアップにも繋がります。
長い目で見て、あせらずに腐らずに自分の道を進んでいけば、昇任に関わらずともレベルアップしていくことでしょう。