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警察学校のイベント その②

警察学校でのイベント、二つ目に挙げるのは運動会です。
クラス対抗となっていて、大変盛り上がりました。
一丸となって対抗していくため、Tシャツなんかもクラスのオリジナルデザインを決めて作っていました(もちろん自費で)。
それに関わるための実行委員なども選出され、何かの目的の実現のため、段取りを組む能力などを鍛えていたのかもしれませんね。

運動会の種目は、リレーや盾を持って走る障害物競走、綱引きなど、地域で行われる大人の運動会のような内容程度のもの。
走るのが早い子がまとまっているクラスはリレーが盛り上がっていたし、全体的に仲が良いクラスは、励まし合ったりと雰囲気が良かったです。
また、クラス分けって、だいたい体重が釣り合うペアを考えて構成されているようなのですが、100キロ級の男子がいるクラスは特に綱引きが強かったりと、なかなか見ごたえがありました。

運動会の他に、球技大会もありましたし、逮捕術大会もありました。
そう考えたら、短い期間にだいぶ行事が目白押しでしたね。
ここら辺はもしかしたら運動会の種目に組み込まれていたのかもしれませんが、ちょっと記憶が曖昧です。
どちらにしろ、クラス対抗で、横のつながりを強固にする目的があったのだと思います。

卒業アルバムには、これらの行事の写真がたくさんあります。
大人になって、地域の区民際も消滅していっている中で、なかなか経験できないことをさせてもらっていました。
警察学校は指導が厳しく、行動が制限されている部分は辛かったと思いますが、このような行事は本当に心に残る思い出です。
また戻りたいとは一切思いませんが、よくやっていたな、と振り返ることが出来るのも、行事を代々残したまま若手の育成を続けてくれた先代の先輩方のお陰かもしれませんね。
とにかく、警察学校は辛いだけではないことを、知っておいてくれたらと思います。


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