警察学校中のメイク事情

社会人女性なら、メイクは必須となっていますよね。

警察学校でも、メイクは一切禁止!というわけではなく、校則では「自然なメイクを心掛けるように」とされています。

色の濃いアイシャドーや口紅は不可で、マスカラなんてやっていたら教官に注意を受けます。

透明マスカラをしていた同期は、他の女性警察官が集まっている場で、「なんでそんなメイクをする必要があるんだ」と女性教官に言われていました。

確かにその子はやけに気合入ったメイクをしているなーとは私も感じていましたが。

自然なメイクというのは、おそらく肌を整えて眉毛を描き、リップを塗る程度なのでしょう。

私は眉毛も描いていませんでしたが、外に出ることが多いため、日焼け止めはしっかり塗っていました。

校則で何は良くて何はダメ、という風に書かれていないので個々の判断だったのですが、客観的に見て、というか特に女性教官が不快にならないかというのが基準だったようです。

同期がみんなメイクに気合が入っていない分、みんなが同じ条件なら、と気持ちは楽でした。

それに、貴重な朝の時間も、メイクが短時間で済む分助かってきましたよ。

だけどそれなりに歳を重ねた今は、高校でメイク禁止という校則を設けているのもどうなのかと思います。

年頃になって、メイクに興味を持つのは自然な流れですよね。

それなのに、社会人になった途端に必須となり、じゃあ私たちはどこで学んでいけばいいの?と疑問になります。

私たち女性は、空気をよみながらTPOに合わせたメイクを自力で身に着けていかないといけないのです。

今は小学生でもメイクをして登校する子もいるようで、それはやりすぎだとは思いますが、年頃になったら家庭でお母さんが娘に教えておくことも必要だと思います。

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