2:7:1の法則
人間関係にまつわる、「2:7:1の法則」というのをご存じですか。
有名なので知っている方も多いかもしれませんね。
簡単に説明しますと、自分の周りの人間の全ては、この割合で自分への好意の度合いが変わっているというものです。
10人のうち2人はあなたのことが好きで、
10人のうち7人はあなたのことが好きでも嫌いでもどうでも良くて、
10人のうち1人はあなたのことが嫌い。
それが2:7:1の法則です。
一番覚えていて欲しいのは、あなたが周りの全ての人に好かれようと思っても、1割の人はあなたのことを嫌っていても仕方ないということです。
この法則、どの集団に行ってもだいたい当てはまっていたなと人生経験通して思います。
警察社会も同じで、どの警察署、さらにはどの部署に行ってもだいたいそうでした。
いつも1割くらいの人に嫌われていて、攻撃を受けやすい若手の頃は嫌がらせをされたこともあったな、と。
1割の攻撃的な人の影響を受け、味方は居ないのだと塞ぎ込んでいた時期もありました。
特に最悪だったのは、1割の中に課長が居たことで、どう頑張っても好かれないのに、媚びへつらって好かれようと余計な仕事を頑張っていたのですよね。
この法則さえ知っていれば、自分を嫌っている課長に褒められようとするのは諦め、ストレスを抱えることなくスルーできたのにな、と今では思います。
自分の精神を守るためにも、そういったスルーできる力もこの社会では必要です。
けれども救いだったのは、2割の存在が、私を応援してくれていたり、味方になってくれていたりしたことです。
中には、バレたら処罰されるのでは…と自分の身を呈して私の手柄にしてくれた上司も居たくらいでした。
こちら側の存在に気づき、嫌っている方に流されないよう、自分の道を突き進んで欲しいと思います。