女性警察官の染髪
警察官の採用が決まり、最初の説明会の日のことです。
この日は、制服の寸法サイズを測ったりする日なので、雑談は長くは出来ませんが、どんな同期が揃っているのかを確認できます。
女性警察官は人数が少ないので、皆の顔はだいたいここで把握できて、仲良くできそうかな、といったことを見ることができるのです。
そんな中で、まだまだ学生気分抜群でいるような、明るい茶髪のパーマ頭で来た同期が居ました。
わぁお!と思いましたし、この日をなるべく地味にして来た同期も同じように心の中で思っていただろうし、教官からも目をつけられてしまいましたよ。
私も、産後に一気に増えた白髪を隠すために茶色に染めていた頃があり、美容院になかなか行けずにそのまま復帰をすると、いつの間にか明るい茶髪となってしまっていて、即座にお声がかかりました。
見た目に無頓着なまま復帰してしまった自分も悪かったのですが、少しでも何か言われてしまったら、いくらやる気があってもくじけちゃいますよね。
私は、メンタル部分がだいぶ仕事に影響に来るタイプなので、すぐに黒に染めてきました。
外で見ると茶色もだいぶ明るく見えたりするので、時々家族などにチェックをしてもらうことも必要だと思います。
「黒髪でおしゃれもしない女性警察官は被疑者に舐められる」などとおっしゃる上の方もいるくらいですから、感じ方は人それぞれだったりします。
だけどある程度の年齢(30代~くらい?)になると、仕事のできる女性警察官は、いくら茶色で目立っていても、指摘はされません。
されているかもしれませんが、それ以上に仕事で返してくるので、深く突っ込まれないのかもしれません。
海外の方は、日本人の黒髪がとても綺麗で羨ましいと聞きます。
黒髪も凛としていて綺麗ですよ。何より、紺色の制服によく馴染みます。