卒配先が決まったら
警察学校を卒業し、最初の配属先は卒配先と言います。
卒配先が発表されて配属の交番が決まったら、まずは休日に菓子折りを持って交番へ挨拶に行くことになっています。
この、異動先が決まったら、休日は何にも優先させてなるべく早めに挨拶に行く、というのが警察組織として常識となっています。
年齢が上になってくるとそれを端折ることはできますが、若手は指導してもらう立場なので、パスをしてはいけないところです。
どうにも異動先が遠くて難しければ、電話で一言挨拶をしておきましょう。
それもなるべく早めがいいです。
持参するものは、お菓子ではなくとも、ペットボトル飲料でもいいです。
「私はこのような者です。これからお世話になるのでよろしくお願いします」
と一言残し、後はある程度の事前情報を仕入れるだけのこと。
異動先にいる警察官は、新しい仲間を今か今かと待ち構えていて、来なければ
「なんだ、来ないな」
と思われて第一印象(まだ会ってはないのですが)が一ランク下がるのみです。
やっておいて損はないので、スムーズな春を迎えるためにも、欠かさず顔を出しておきましょう。